淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

名古屋で2番目に美味しいレバニラ?

 ここ1か月ほど、ストレスのせいか朝と昼は食欲がない。よって、昼は麺類だけで済ませることがほとんどだ。

 

 最近新たに処方してもらった睡眠薬のお蔭か、時々目が覚めるのだがそれでも、服用前よりは睡眠時間が長くとれるようになった。

 お蔭で朝と昼の食欲も多少回復してきたので、久しぶりにお昼に定食を食べることにした。

 

 メニューはある店のレバニラ炒め定食。注文すると石焼鍋の中にある程度火を通した厚切りのレバーと生野菜が入っており、客が自分で別のツボに入った味付けようのタレをかけ、テーブルに置いてある使い放題の生卵を割って混ぜて自分で仕上げるのだ。

 

 店の人気メニューであることを強調していたわりには、最初に食べたときはそれほどでもないと思ったのだが、再び同店に足を運んだ時に卵を2個にすると味がまろやかになり、さらに卵が少しレアなやわらかい状態に仕上がるのではないかとひらめいた。

 実際、そのような仕上げをして食べると、初めて食べたときとは全く別物の味だった。

 

 お昼のランチには他にいくつかのメニューがあり、店としては日替わりも毎回案内するので、そちらにも力を入れているのだろうが、マスヲが同店を訪ねるときはほぼレバニラだ。

 

 最近のマスヲのランチはほとんどひとり。カウンターの席に促されるといつものようにレバニラの定食を注文していると、そのすぐ後に女性の客が左隣に座り、その女性もレバニラをオーダーした。

 マスヲはいつもの手順でレバニラを仕上げたので食べ始めようとした。

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[アツアツの石鍋に厚切りの微妙に火が入ったレバーと生野菜が入っている]

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[生卵をふたつ割っていれる]

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[タレをかける]
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[よくかき混ぜればできあがり!]

 すると 隣の女性にもレバニラが運ばれてきた。

 どのような手順で仕上げるのか見ていると、石鍋にいきなりタレをかけた。そこまでは関心して見ていた。最初にタレをかければ、レバーにも野菜にも味がしっかり入り、なおかつ石鍋の温度が下がるために卵もひとつしか使わなくてもいい具合にレアになるはずだと。

 

 すると女性は卵を割るとご飯に乗せて、卵かけご飯にした。マスヲはあっけにとられてしまった。

 大げさに言うと、同じメニューの食べ方が人それぞれ違うのも文化なのだろう。

キング・オブ・クズ Ⅱ

 昨日の記事を書いたら、ブログにも言霊作用ではないが何か神秘的な力があるのかもしれない。
hatehatehahaha.hatenablog.com
  朝、いつものように期待を持たずに挨拶をすると、左隣の人も返してくれた。今日は2/5か、と少しうれしく思っているとそのさらに左隣の女性まで挨拶をしてくれた。

 右隣のクズは毎日、60分以上(15分 × 4または5)喫煙しにいくのだが、今日は1回の喫煙時間が2、3分短かったし、回数も1回少なかった。(マスヲは喫煙しないため、人が喫煙してくるとすぐにわかる)

 また、後ろのクズも今日は靴を脱がなかったし、隣の女性に話しかけるときも多少尊大な態度には見えたが、足は組んでいなかった。

 そんな、いつもとちょっとだけ違った午前中だったが、強烈な彼らのライバルが現れた。

 マスヲはもともと片頭痛持ち。しばらく症状が出なくなっていたので安心していたが、最近はストレス過多なプロジェクトしか参加していないためか、1週間前くらいから片頭痛の症状が現れた。

 以前、症状のひどいときは内科にかかって処方箋をもらってマクサルトを服用していた。上手く使うと効果のある薬だと思うのだがデメリットがふたつある。

 ひとつはマクサルトは飲むタイミングが難しい。初めて処方されたときに説明を受けたのだが、片頭痛の初期の初期に飲まないと効かないのだ。
 仕事などに追われていたり、慣れないうちはこれは片頭痛なのかな、と迷っているとそのタイミングを逃してしまう。頭痛がある上昇地点を越した後に服用してもほとんど効果がない。

 もうひとつのデメリットは高価なことだ。当時は偉そうにプラスチックの箱に入っていることもあってか、一回処方してもらうとマスヲの給料の1/10以上した記憶がある。

 そのふたつのデメリットを覚えていたし、今現状にかかっているのが、診療内科、歯科に接骨院。仕事をしながらさらに内科に通院する時間を取るのは大変なので、今回は他の方法を考えた。

 以前の職場にも片頭痛持ちの同僚がいた。彼は冷えピタシートを頭に張っていたのだ。その姿を見て陰ながら苦笑していたのだが、思い出してマスヲも張ってみた。
すると驚くくらいの効果がある。マクサルトのように飲むタイミングや価格を気にすることもなく、気軽にいつでも使えるのもよかった。

 昨日からは片頭痛が続いたので、お昼時間に外に出かけるとき以外は昨日から今日のあることが起きるまでは常に張っていた。

 見た目が悪いと思っていたデメリットも、普段会話もしないようなプロパーの女性社員に大丈夫ですか、と声をかけられたりもしたので、デメリットでもないのかなと、考えていたときだった。

 すると、今日の午後にプロジェクト上層部から以下の内容のようなメールが送付されてきた。

どこのチームの方かわかりませんが昨日と本日、おでこに熱さまシートを張って仕事をしている方がいます。
風邪なら他の方にうつる可能性があるので出社を控えるように注意してください。
本人は熱を押してまで仕事をしているとアピールしたいのかも知れませんが、迷惑です。

 送ってきた上層部の人間はよくある名字でプロジェクトルームの座席表でみると、160くらいの中で3人もいる。結局、顔が一致しない彼が「キング・オブ・クズ」のレースの最後の直線で末脚を爆発させてきた。

 冷えピタシートでも熱さまシートでもなんでもいいけど、張っているから風邪としか想像できないのだろうか。
 そんなに、気になるのならメールではなく直接声をかけてくれればこちらも理由を説明できるし、彼や彼のまわりの大事な人にも有益な情報がインプットできたかもしれなかったのに。

 最近よく思うのだが、人の気持ちを慮れない寂しい人ほど出世していく気がするのは、ヒラリーマンとしてのヒガミなのだろうか。

「このレースの勝者は予想できない」と昨日書いたばかりなのに、ますます予想が難しくなってきている。
 真の勝者は誰になるのだろうか。

キング・オブ・クズ

 1カ月ほど前に村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を読んだ。
 マスヲの中では芥川賞作家の作品を読むだけでも、敷居が高い感じがするので、めったに芥川受賞作品を読むことはない。
 だが、昨年大晦日の紅白審査員として出演されていたときの着物の装いに好感を持ったこと、テレビ番組「アメトーーク! 」の読書芸人第2弾で取り上げられたこと、弟が購入して読んだがつまらなかったと言ったので余計に興味を持ったことが動機になり、弟に借りて読んでみた。
 マスヲの中では読んだ芥川賞作家の作品が少ないので、そこから選ぶのもいささか恥ずかしいが面白い作品だったと思って何人かの知人に勧めたほどだ。

 その中で人は他人の言動がうつる、というようなことが書かれていて、マスヲはそこに印象を強く持った。
 確かによくあっている人の口癖などが知らないうちに自分に伝染しているのを、自分の口から出てからびっくりすることがあるからだ。

 副業の方で一緒に働いているパートの方が何人かいるが、その中でむかしちょっとやんちゃをやっていたような50くらいの女性がひとりいる。
 彼女の最近の口癖が「キング・オブ・クズ」で、彼女は他の飲食店と兼業で働いていて、他の飲食店で一緒に働いている従業員にそのあだ名をつけていて、マスヲに言ってもしょうがないのに悪口ばかりを言っている。

 今の正業の現場でのマスヲの席は、オフィスによくある対面式の10人くらいが座れる島席のちょうど真ん中くらいだ。
「おはようございます」と毎朝こちらは挨拶しているが、こちらに聞こえるような声で返してくれるのはひとりだ。
 島席なので5人に囲まれているので、5人に声掛けしているようなイメージで挨拶しているのに、返答率は1/5。
 マスヲは他の業種から来たせいか、IT業界で働く人は挨拶しない人が多いイメージをすぐにもったが、今の現場は最近の現場の中でも挨拶の面ではかなり酷い現場だろう。

 特にマスヲの右隣と右前の席の男性とは全く相性が合わなく、一日どころか1週間くらい何も話さないことなんてことはざらだ。
 右隣りのヤツは年齢はほぼマスヲと一緒なのだが、自分のことを棚に上げまくって、相手が下だと見ると人の揚げ足ばかりを取ってくるし、相手が上だと思うとこちらから見ていて気持ち悪くなるぐらいへりくだっている。
 ほとほと呆れかけてきたときに例の言葉を思い出したのだ。

 マスヲの中では彼が今年上半期の「キング・オブ・クズ」になりそうだったのだが、強烈に追い上げてくる人物が現れた。
 今年の上半期の残りを考えると競馬のコースでいうと第3コーナーは回っている。
 そんな中で猛烈な勢いで迫ってくるクズがいるのだ。

 彼はマスヲの真後ろに座っていて島も違うし、仕事上の接点もないので一切コミュニケーションを取ったことがないのに、だ。
 年齢は、50は過ぎているように見える男性だ。
 自分が下だと思う相手には年上でも、マスヲの右隣と同じ様な対応を取るばかりか、その上に自分の過去の成功談を絡めて長話をしているのが後ろから聞こえてくるのが、本当にうっとうしい。

 しかも、彼はいつも靴を脱いで椅子の上で足を組みながら相手と話すのだが、今日はこちらが後ろでマスクをしていても嫌な臭いがしてきた。しかも、その時の相手は年下の女性で本当に気の毒だった。

 話の内容も仕事ではなく雑談だった。
ニュースソースが何かも言っていなかったが、男子中学生がなりたい職業にユーチューバーとシステムエンジニアが最近入ってきたということを話題にしていた。
「ユーチューバーはわかるじゃない、最近そういう時代だし」仕方なく女性が合わせていると、クズは続けた。
システムエンジニアシステムエンジニアだってさ。」
 彼は反り返りそうになりながら言った。
「逃げ恥効果かな」と続けたが、言い方がよどみない言い方ではなかったので、きっとドラマを見たこともないのだろう。

 少しでも相手の女性と距離を埋めたいと思って、自分の中では取って置きの雑談をしているつもりなのかもしれないが、彼女との距離はおそらく、マスヲとの距離は確実に広がった。
 しかし、マスヲの右隣の人間との「King」を争うレースでの距離は間違いなく縮まった。
 まだまだ、2人のデッドヒートは続くのだろうか。それとも最後の直線で末脚を爆発させるさらに強烈な「クズ」が現れるのか、「キング・オブ・クズ」に疎いマスヲにはまだまだ、このレースの勝者は予想できない。

祝・淡白宣言継続1カ月企画 自分にとっての架空の読者とは

「作家には架空の読者が必要だ」ということをある作家が書いていた。
 マスヲはむかし、アマチュアながらも何編かの小説を書いていたことがあった。
 だが、結婚してからまったく書かなくなった。理由はいろいろあるが、ひとつは架空の読者がいなくなったこともあるだろう。当時のマスヲにとっての架空の読者は未来の結婚相手だったと今になって推察している。

 マスヲの父が亡くなって3年が経つ。時間の経過とともに、マスヲだけじゃなく母や弟も客観性が増してきているような気がする。
 明確な理由はないが、ふたりと話していると何となく感じるのだ。
 どういう人か最後までわからなかったという、言葉を特に母からは何度も聞いている。
 マスヲはマスヲなりに父親を理解していたつもりだが、過去の会話やエピソードなどを振り返ってみると、確かに父がわからなくなることが多い。

 父は生前、日記を付けていたようだがマスヲは見たことがないし、見ようと思わないがその日記はどうなっているのだろうか。マスヲにとって日記とは個人のもので、他人が見るものではないものだと思っているからだ。

 実は、現在マスヲは妻と娘と別居して4年ほど経過している。妻とのコミュニケーションはある意味、限界を感じているが、娘はこんな父親ではあるがマスヲのことをそれなりにしたってくれている。

 また、マスヲには近所に住む友人に自分の娘より2歳年下の女の子がいるのだが、彼女もなぜがマスヲをしたってくれているようだ。普段は、おにいさんと呼んでくれているがくすぐったくて仕方がない。

 今のマスヲにとっての架空の読者は未来のふたりだ。
 自分の娘と親友の娘が大人になって年を重ねたときに、当時のマスヲのことにまだ興味があったと仮定して、そんなときに読んでもらえたらというのが、今日までブログを書き続けることができたモチベーションになっている。
 一度でもこのブログを読んでくれた読者にも併せて感謝したい。

 ふたりの可愛い読者を持つことができたおかげで、副次的な効果も出てきた。
 書きはじめたころは、小説を書いていたころのように文章を書くこと自体を楽しめるようになったらいいなぁ、と思っていたがその気持ちには十分に取り戻すことができたと、同時に文章を書くことの難しさや厳しさも少しずつ取り戻してきていると思っている。
 また、少しずつではあるが小説も書き進めている。

 たった、1カ月で少々大げさなことを書いたかも知れないが、このブログを通して架空の読者にマスヲのことが少しでも伝わるように書き続けたいと考えているし、ひょっとしたら架空の読者が増えることもあるかもしれないと、なんとなく思ったりすることもある今日このごろだ。

3日連続で人を殴る夢は見なかった

今朝目覚めたときに少しほっとした。昨夜は人を殴る夢を見なかったからだ。
昨日まで、2日連続で人を殴る夢を見ていたからだ。

マスヲでも人を殴る夢は見ることはるが、2日連続は初めてだったのでびっくりしていた。
しかも、殴った相手が2日とも女性だったで、余計に気になっていた。

1日目は知っている女性で、殴りたくなる自分の真相心理もなんとなく理解できる。
だが、2日目の2人目は全く知らない人だった。
どちらも、夢だから当たり前なのかも知れないが話に脈絡が無さ過ぎた。
2日目の夢はテレビでも見たことがないほどに黄砂が積もっていた。黄砂というより、灰に近いような黒っぽい色だった。
 あまりにもその黄砂の積もり方が印象的だったので、少しだけ夢占いのサイトなどをネットサーフィンしてみたが、ピンとくる結果は導きだせなかった。
 
 10年くらいになるだろうか。恥ずかしい話だが大人になってからマスヲは1回だけ人を殴ったことがある。しかも素面で真昼間に公衆の面前で。

 言い訳がましいが、その当時今振り返ってもシステムエンジニアの仕事の中でワースト1だと言い切れるプロジェクトを抜けた直後の時期だったが、まだまだストレスが解消されていなかったのだろう。
 理由はいろいろあると思うが、そのワースト1のプロジェクトを抜けることが出来たので、自社作業になるかと安堵していたところ、客先からのリクエストでそのまま関連したプロジェクトに横滑りして残ることが、かなりのショックだったことを覚えている。

 ある日、お昼休みにランチを食べに行くためにエレベータに乗っていたら、後から高校時代の同級生が乗ってきたが、当時から好きではなかったやつだった。同じ仕事をしたことはなかったが、同じ業界にいることはなんとなく知っていた。

 こちらは一緒に食事にいく予定の仲間がいて、その前で高校生の時のような人を馬鹿にしたようなふざけた発言を彼がしたときだった。
 マスヲは彼をもうすでに殴っていた。彼はエレベータから降りるまで何もしゃべらなかった。

 当然、ランチ時のみんなの会話もしんみりした感じとなってしまった。マスヲはみんなに謝った。
 どんな理由があるにせよ、暴力行為は正当化されるべきではないからだ。
 すると仲間の1人がこういってくれた。
「当然だよ、大人なんだから学生気分であんなことを言う方が失礼なんだ」、と。
「こっちだって平手だったし」と、マスヲも調子に乗って手加減したことを言い訳じみた感じで答えた。
 するとみんなが首を振り、グーパンチだったと口をそろえて教えてくれた。

 それ以来マスヲは例えどんなことがあっても人に手を出したことはないし、自制できている。
 職場関係の飲み会で、まわりの誰が聞いていてもマスヲの発言に正当性があったのにも関わらず、相手が言い返せないためか収まりがつかないためか「表にでろ!」と相手に怒鳴られても、だ。

 そのときは仲間がフォローしてくれたとはいえ、自分の中では大きな恥部な事件だったといつまで経っても忘れないだろし、忘れられないからだろう。
 また、むかしの知合いと仕事上であったならば、当時どんな関係であってもそれなりの態度で接しないといけないということにも、気がつくことができたことも自分には良い教訓になっている。