淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

負け惜しみ

 今日は副業先に朝から出勤した。昨日の残業のせいで眠るのが遅くなってしまったが、朝から洗濯と最低限の部屋の片づけをしてから出勤した。いつも以上にギリギリになってしまったがお店でタイムカードを押したらかなり時間に余裕があった。

 副業先の夜シフトに常に入っている30歳過ぎの男性フリーターがいる。彼はよく遅刻して出勤するので、その際はタイムカードを打刻するときに機械の時間をずらして打刻しているのをマスヲは知っている。そしてその後に彼が時間を戻すのだが戻し方が遅すぎたのだろう。逆に戻す時間が早すぎることもあるので、そういう時は少しびっくりする。複数店舗を持っているチェーン店でこんなアナログな方法で従業員の勤怠管理を行っているところも珍しいだろう。

 ちなみにマスヲは10年近くこの店で働いているが、彼はマスヲより職場では先輩にあたる。その間に正業では、良くも悪くもいくつかの職場を渡り歩き、歩かされて様々な経験をした。
 その間彼はバイトが終わるとテレビゲームに熱中して疲れたら眠り、起きたら職場に出勤するという毎日をずっと続けているようだ。
 人によると彼は、今の生活で満足しているとのことだ。
 ちなみに副業先では社員を除くとマスヲより古い従業員は彼とデブばあさんだけだ。
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 今日、お店で新しい従業員がデビューした。年齢はマスヲと同じで地元の名門私立大学卒である。普段は保険の代理店業をしているそうだ。その前は長浜ラーメンでは地元で有名なチェーン店でバイトしていたらしい。将来ラーメン屋などを起業したいのかと彼に質問すると、そんなつもりはないとのことだった。だが、社員がもやしを湯がく作業などを真剣な様子で見ていたのが印象に残っている。

 来る者があれば、去る者もいたが仕事が終わった後に、辞めたアネゴがばったりデブばあさんと会ったらしい。
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 アネゴはデブばあさんに次のように語っていたそうだ。他の従業員のフォローに疲れたと。ある年上のパートの方が実名であるかのように動きが悪かったとアネゴが言っていたように伝わったらしく、憤慨していた。 その女性はマスヲより体が切れているのでそんなことはないと考えているし、アネゴも本当はそう思っていないと思う。
 アネゴとデブばあさんは昔から仲が悪かったので、思わずそれらしい言葉を発したのだろう。その言葉を拾ったデブばあさんがその言葉に尾ひれを着けて伝わったのだと、マスヲは推測している。

シーズン券

 今日、現場のプロパー社員から恫喝まがいの叱責をされたので、こちらからも少し脅してやった。すると相手はすっかり困ってしまい、マスヲを横柄だと言い出した。もともと喧嘩を売ってきたのは相手なのに、本当にどうしようもない。マスヲもどうしようもない?
 おまけに彼らのマネージメント不足により意味のない残業をさせられたおかげで事務所を出たのは22時過ぎになってしまった。
 疲れているし、気分も悪いまま自宅まで帰ってきたが、ポストを開けて投函されていた封書の差出人を見ただけでテンションが上がってきた。

 野麦峠スキー場からだった。中身は見当がついていたが、開封すると来シーズンのシーズン券についての案内と特別な申込用紙が同封されている。
 マスヲは野麦峠スキー場のシーズン券を2年連続で購入している。今年も当然買うつもりが、昨年はなんと19000円で購入することが出来た。超早割のしかも昨シーズンもシーズン券を買っていたのでリピート割というサービスが利用できたためだ。

 20000円を切る値段でシーズン券を手に入れることができるのは素晴らしい。ちょっと1晩羽目を外して飲んだら、簡単に消えてしまう金額だからだ。
 しかもこのシーズン券はマックアースグループの他のスキー場とやぶはらスキー場、開田高原マイアスキー場、木曽福島スキー場などの1日券を2000円で購入できるメリットもある。

 マスヲの娘もスキーを嗜んで3年経っているし、スキーを気に入ってくれているようだ。そこで昨シーズンは彼女にオークションで中古の道具を一式それえたら、喜んでくれたのだ。
 まだ、小学生の低学年なのでサイズがすぐに合わなくなるので、合わなくなったら他の人に譲ってあげることと、1回り大きなサイズの道具をまた用意することも言い含めてある。

 そこで今年はシーズン券を親子セット券にすることを少し検討している。買ってクリスマスプレゼントにすることを。超早割とリピート割を組み合わせれば親子ふたり分のシーズン券が23000円で購入できるからだ。一回、居酒屋で飲むのを我慢すればマスヲ1人分から、娘と2人分の金額になる。
 ウインタースポーツに興味が無い人には気が早すぎると思われるかもしれないが、野麦峠スキー場の昨シーズンのクローズ日と来シーズンのオープン日を比べるとオープン日の方がもう近い。ちなみ今年のオープン日は12月20日のようだ。

君の名は

 普通の現場であれば、自己紹介や現場での責任者が他のメンバーに紹介してくれたりするのが普通だろう。だが、今の現場にマスヲが参加した時にはどちらもなかった。
 オフィスの中には40人ほどが居ると思うのだが、人数はともかく顔と名前が一致している人間が3人しかいない。働きはじめて10日ほど過ぎたのに、ほとんどの人間の顔と名前が一致しないのだ。これくらいの人数であれば、経験上座席表があってもよさそうなものだが、それもない。
 当然、歓迎会も今のところないしその予定もなさそうだ。
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 最近、今までの経験上嫌な予感がしてきた。マスヲが何十人もいるメンバーの中で働いているのに、他のメンバーのほとんどのことを知らないということは、他のメンバーもマスヲのことをほとんど知らない可能性が高い。そんなことではコミュニケーションを取って仕事をするのは難しいだろう。
 それに加えて仕事に直接関わることも関わらないことも、説明が足らなさ過ぎる。マスヲ以外にも何人かの外部のエンジニアを使って仕事をしているのにも関わらず、作業の手順書や規約などを見たことがない。あるのかもしれないがその説明もない。
 極めつけは、緊急の場合の連絡方法と連絡先を聞いてないことだ。体調不良で出勤出来なくなったり、災害などが起きて遅れそうな場合でもマスヲは自社には連絡するが現場には連絡するつもりもないし、連絡できないのだ。

 オフィスには出退勤を管理するホワイトボードが用意されていて、出勤したらボードに印をつけるようにはなっているのだが、どうやらプロパーの人間の名前が無いことに最近気がついた。
 マスヲは自分の名前が何かに張り出されたりするのは好きではない。他の人もそう感じる人が多いのではないだろうか。だったら座席表もないのだからプロパーの名前もホワイトボードに張り出して欲しい。

 マスヲの席から通路を挟んで隣り隣りの席に、マスヲ好みのプロパーの女性がいる。20代前半のように見えるが落ち着いて見える。直接話したことはないのでどういう声なのかもまだわからない。当然、名前も知らない。名前が知りたいからとマスヲがいきなり話しかけて聞いたら、ドン引きされるのは間違いない。
 今日、残業しているときにマスヲが名前を知っている男性プロパーのエンジニアが彼女に仕事上のことをいろいろと丁寧に説明していた。30代前半くらいに見える彼がデレデレしているように見えた。
 気持ちはわからないではないが、そのうちの少しの時間を使って座席表でも作ってくれれば仕事もしやすくなるし、彼女の名前がわかるのに。

続・献血についてゆるく考えてみた

 一昨日、3年ぶりの献血をした。実際に献血をしてみて思ったことや気がついたことがあるので、改めて肩肘を張らずに献血について考えた。

 献血センターの前で高校生たちが献血呼びかけのボランティアを見かけたのがきっかけで、先日のマスヲは献血を行った。しかも暑いお昼休みに、だ。
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 その場で呼びかけに応えてあげたほうが彼らの励みになるのは分かっているのだが、サラリーマンの場合は難しいだろう。普通の会社であれば、お昼休みは1時間が普通だ。今までの経験では45分だったこともある。献血して昼食を摂るのは無理だろう。
 そこで法律を整備して献血した労働者には、その日を半休にできる権利を与えてはどうか。全休だったらさらに効果が高まるだろう。厚生省と労働省が合併して厚生労働省になったのだから、それくらいなんとかならないものだろうか。
 献血したら半日会社が休みになったら、マスヲだったら午前中で仕事を終えて献血をし、気分の良いままお酒を呑みにいくだろう。
 案外、同じ職場の人間同士で献血をしてその後に飲み会などが催されたら、消費も僅かではあるが増えるのではないだろうか。もし、そのような効果があれば、景気も刺激されるだろう。

 先日の献血では400mlの全血を行ったが、できればマスヲは成分献血を行いたかった。だが、訪れた献血センターでは18時までしか行えない。定時が9時から18時である多くのオフィスワーカーにとって18時までに訪れるのは難しいだろう。また、そこの献血センターでは平日しか成分献血を行っていないのだ。
 そこで、献血センターの対応時間を変えてしまうのだ。訪れた献血センターの受付時間は11時~18時45分までなので、これを15時~22時45分までに変えれば残業で少し遅くなったサラリーマンやバイト帰りの学生なども献血を行える機会が増えるのではないだろうか。
 この方法は今までマスヲが提案した方法の中では一番実行しやすい方法だと考えている。

 若者の献血率が下がっていると言われているが、マスヲからみれば当然だろうと思う。悪事千里を走る、と言うが情報化社会で育った若者たちから見れば、マスヲも含めた大人たちが形成している社会は悪意に満ちているように映っていても仕方がない。
 そんな世の中で自分だけ善意を人に分けるという気持ちが起きにくいのは当然だろう。せめて奨学金問題だけでも、もう少しなんとかならないものだろうか。

読書感想文

 今日から8月だ。夏本番で世間ではウキウキしている人も多いと思うが、マスヲは夏が昔から大嫌いだ。今までで嫌なことは大抵夏に起こっているような気がする。
 女性不振になった二十歳くらいの失恋も、妻との別居がはじまったのも夏だった。それ以外にも気が滅入るようなことがいくつも夏に起こってきた。

 マスヲにとって夏のメリットは旬の食べ物を楽しむくらいしかないだろうが、それも今すぐに食べたいものが思いつかないほどだ。
 四季の構成が春秋秋冬か春秋冬冬になればいいのにと数年思っているほどだ。おそらく日本では広瀬香美の次に夏が嫌いだろう。
 だが、皮肉なことに地球の温暖化の影響か夏が長くなり、冬が短くなっている。

 どうして夏が嫌いになったのか思い出を辿って振り返ると、夏休みが嫌いだったということに気がついた。
 高校生のころは英語が苦手だった。定期テストの出来がいつも頗る悪かったために夏休み中に呼び出されて補修を受けさせられていた。また部活動のせいで2年生までは捕手と併せて30日以上登校していた。
 そのうえ、管理教育に厳しいことを謳っていた学校だったので夏休みの宿題が異常に多かった。その中でもインパクトが強かったのは読書感想文だ。毎年、400字詰め原稿用紙のものを3枚のものを2つ、5枚のものを1つ提出させられた。

 そのころからマスヲは読書が好きだったが感想文は嫌いだった。確か3つのうちのひとつは学校が決めた本のリストから1作品を選ばなくてはならなかったような気がする。
 だいたい、完全な休みが10日も無いのに怠惰なマスヲが3冊も本を読んで合計で原稿用紙11枚もの感想文を書ける訳がない。そこで本を読まずに読書感想文を無理矢理書いていた。あとがきや表紙の裏に書いてある作品の概要などを読んで書いたのだ。原稿用紙を埋めることが目的なので、不自然なほど句点や改行も多くした。

 今考えると1クラスで40人超の生徒が11枚の原稿用紙を書いていたことになるので、先生も真面目に読んでいたのか疑わしい。40人で計算しても合計17600文字を1クラス分として教師は読んでいたことになる。
 マスヲはそんな中身の無い読書感想文を提出しつづけたが、そのことでは怒られたり注意を受けた記憶がないからだ。
 読書感想文という課題はどういう目的で出されていたのだろうか。単なるむかしからの慣習なのだろうか。