淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

優しい人?

 昨日は歯科医へ通院したあとに午後から出勤した。3連休の初日のわりにプロパーと外注エンジニアも含めて出勤していたのは1/3くらいだったので少し驚いた。
 マスヲが出勤して仕事をしたところでダメなプロジェクトの進捗状態が劇的に変化するわけではないが、自分にできることだけはするつもりで21時まで仕事をした。

 昨日行った作業内容は本当に酷く、テスト仕様書の内容も30分に1回はレビュワーに確認しにいかなければ作業が勧められなかったが、その度にマスヲは耳を疑った。
 本当に酷い仕様書で腹が立ちますね、とレビュワーは言ったのだ。同情して頂けるだけで助かります、とマスヲはプロパー社員におべんちゃらを言っておいたが心の中では毒づいていた。お前がレビュー*1したんだろう? もっとしっかり仕事をしろよ、と。

 そんな状態でも21時まで仕事を続けることが出来たのは自分で自分の前に人参をぶら下げていたからだ。
 休日出勤の自分へのご褒美に、久しぶりに夜景が気に入っているガールズバーに遊びに行くことに決めていたからだ。先日友人とフリーで同じ系列に店に遊びに行った時に新しく気になる女性ができた。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 昨日は彼女がその店に出勤することもわかっていた。

 22時過ぎにお店に着くと雨ということもわり、店内はのんびりとしていた。夜景が見やすい一番窓側のカウンターの隅は別のお客が座っていたために座れなかったのが残念だったが、彼と少し離れて座っても何とか雨の街の景色を見ることができた。

 指名を聞かれたがお客に対して少し女性スタッフが足りなかったこともあり、指名はしなかった。
 だが、偶然に彼女がマスヲについてくれた。彼女はマスヲの印象を優しそうな人だと言ってくれた。するとマスヲのお気に入りの席に座っていた彼が優しい人って言われても…とマスヲの気持ちを代弁してくれた。
 彼もマスヲと同じブサイク村の出身のためか、共感してくれたのだろう。話しに割って入ってこられたが全く不快ではなかった。

 今日も仕事や同人誌の例会などの予定が詰まっているためにワンセットで帰ろうとして、チェックをしてお金を払って席を出ようとしたら、彼に手を掴まれた。まだ帰ったらだめだよ、と言われて。
 実はマスヲも昨日はまだ帰りたくなかったのだ。彼の言葉を口実にして、あとワンセット延長してそのタイミングで彼女をさり気なく指名した。おかげでそれ以降の時間をより気分よく過ごせた。彼もやっぱり優しい人だ…。

*1:仕様書やコードなどの成果物を調査チェックして開発者に差し戻す工程のこと。またその作業を担当する人のことをレビュワーと呼ぶ

失念しておりました?

 昨日、久しぶりに駅前である人物を見かけた。地元の選挙区から選出された自民党の市会議員が辻立ちして駅の利用者に声をかけていたのだ。
 彼には以前同じ場所でマスヲがお願いしたことがあったが、そのことについての連絡が3か月以上経過しているのに何も連絡がなかったことを先日このblogで書いたばかりだ。
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 挨拶しながらこちらから依頼してあった内容の経過について尋ねてみた。するとしばらく彼は思い出せないようだったが、気がつくと第一声は次の言葉だった。
失念しておりました。彼は次の言葉も続けた、申し訳ありませんでした、と。

 彼が正直に答えてくれたのは公人としての最低限の資質であるとは思うが、3か月も前のことを依頼主から再度問い質されない限り思い出せなかったということは気にかかる。
 マスヲはいくつかの業種を渡り歩いてきたが、そのすべての業界でも同じようなことをしたら、自社や相手先に対して許されない状況になることは目に見えている。

 呆れながらも経過を以前渡した名刺のメールアドレスへの連絡をしてくれるように再度お願いをしてその場を立ち去ろうとすると、議員はさらに驚くことを言い出した。念のためにまた名刺を頂けないでしょうか、と。マスオなんかに腰をかなり低くして。通り過ぎる人たちに2人のやり取りは見られていただろう。乗車予定の電車の時間も近づいてきたので2枚目の名刺を渡してその場を離れた。
 通勤電車の中で考えた。同じ人物から名刺を2度もよくもらえるものだと。仕事上では当然のこととして、遊びに行ったラウンジ、キャバクラやガールズバーなどの気になった女性スタッフに何度も名刺をもらうことなんてマスヲには出来ない。一度会った彼女たちの名前だって間違えないように気をつけているのに、だ。

 昨夜、メールチェックをするとその議員からのメールが届いていた。朝依頼したことがその日の内に返信ができるなら、何故3か月以上も放置されていたのかという疑念が湧いたがメールを開いて文面を見てみた。
 参考までに送付されてきた文面の一部を以下に掲載する。

『朝は、声をかけて頂き、ありがとうございました。失念していまして失礼しました。
さっそく、上下水道局に料金のクレジット払いの導入に関する検討状況について問い合わせました。
上下水道局の説明では、新たにクレジット払いを導入した場合、初期費用と手数料費用が発生することから、費用負担の増大が懸念されるとのことです。
またその他にも、より利便性の高いクレジットの申し込み方法やクレジット情報の管理等も課題としてとらえており、今後、調査、研究を進めて行くとのことです。
上下水道局も現時点では、クレジットの導入を慎重に検討するとしていますが、このような要望があることを真摯に受けとめるべきであると考えておりますので、私からも、今回いただいた意見を踏まえ、上下水道局に申し入れをさせていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。』

 彼に依頼したときには名古屋市水道局のHPを見た上であることを説明したはずだったのでそのことを覚えていたのかが気になった。
 参考まで名古屋市水道局HPのよくあるご質問に寄せられた回答の一部も以下に掲載する。

現時点では本市の上下水道料金のお支払いについて、クレジットカードは、ご利用いただけません。
クレジットカード支払いのお取り扱いは、口座振替払いと比較して1件あたりの経費が高いため、将来に渡って経費が増加すると予想されます。
クレジットカードの利便性は私どもも理解しておりますが、当局の事業経営に与える影響も懸念されることから、クレジットカード支払いのお取り扱いについては、当面、見送らせていただいております。
ただし、クレジットカードによる上下水道料金のお支払いにつきましては、これまでにもご要望をお寄せいただいており、引き続き、お客さまのニーズに合わせた料金のお支払い方法として慎重に検討してまいります。

よくあるご質問《検索結果詳細》 | 名古屋市上下水道局 
 名古屋市上下水道局HPより

 彼は議員である前に自民党の地元の支部長の役職についている。役職者であればただの自民党員よりも、自民党総裁安倍晋三が掲げる政策に対して理解している必要があるはずだ。
 アベノミクスが掲げる成長戦略の中でクレジットカードの使用をより促すという政策があるのを彼は知っているのだろうか。知っているのであれば自民党員の役職者としてより真剣に上下水道料金のクレジットカード払いについて取り組んでもらいたいし、知らないのであればそれ以前の問題だが、どうなのだろう。

 ちなみに民進党の市会議員からはこのblogを書いている現在まで連絡はない。
 もし、この状態で自民党民進党の2人の現市会議員しか立候補者がいないために2人から選挙で選ばなくてはならなかったらマスヲはどうするだろう?

肉離れ

 昨日の朝、リビングでストレッチをしていたら左の背中が急に痛み出した。寝違えたような強烈な痛みだった。
 通常の現場だったら通院のために休むか休暇を取るところだが、今の現場での今後の空気を考えて出勤することにした。

 出勤するときには鞄を持って出かけている。いつも左手で持つことが多いのだが、左手で長い間持っていられなかったし、通勤電車で立っていることさえ辛かった。
 仕事中に痛みはだんだん増してきて、首が痛くて動かなくなってきた。お手洗いの鏡で自分を映してみると首が曲がっている。仕事中に座りながら深い呼吸をすると背中が疼くほどになってきた。もうまともに仕事に集中できるレベルの症状ではない。

 よりによって昨日は木曜日。日ごろ通院している接骨院の午後診療はお休みだ。やはり、仕事よりも自分の体を優先すべきだったという考えが時間の経過とともに増していった。
 就業後に急いで別の接骨院に向かった。その接骨院も娘の運動会で捻挫をした時などにお世話になっており、先生とも顔なじみだ。
 症状を話して診断してもらうと背中の筋肉の肉離れだと言われた。びっくりして聞き直したほどだ。肉離れになったのも生涯初めてだったし、ましてやその部位が背中の筋肉だったことに驚いたからだ。

 先生によると普通の人が普通の生活を送っている上ではやはりなり難い部位らしいが、疲労がたまり弱っている筋肉を急に負担をかけたりするとなることもあるらしい。
 最近の仕事の様子のことを聞かれたので、先週は休日出勤だったことと今週もおそらく休日出勤する可能性が高いことを答えたら、先生も納得していたようだった。
 炎症が治まるまではとにかく安静にするしかないらしい。また、寝起きは筋肉が一番硬くなっているのでストレッチも慎重にすることも助言された。
 今まで見たことも無かったような医療機器を使用してくれたお陰もあってか接骨院を出る時には少しだけ首が動くようになったし、全体的に痛みも少し和らいだ。

 先ほど、迷っていたが入浴することにした。マスヲはお風呂が好きなのだ。
 入浴前に先生が貼ってくれた湿布薬を取ったのだが、入浴後に再度張ることを先生から指示されていた。
 ただでさえ体に柔軟性が無いマスヲ。背中や首が痛いために思ったように腕が伸びないので首や背中が痛いし、時間も思った以上にかかった。
久しぶりに1人暮らしならではの苦労を味わった。1枚の湿布を張るために。

お金があれば

 マスヲの好きなある小説内の会話で次のような言葉ある。「お金があれば嫌な奴に頭を下げずにすむ」というセリフ。
 主人公が子供のころに父親からそのセリフを聞いたことを回想するシーンがあった。
 初めてこのセリフを読んだ時にもインパクトはあったが、時間の経過とともにマスヲの中での印象はより増していった。

 だが、そのころは若かったのでしばらくすると逆説的に考え直せるようになった。お金がなければ嫌な奴にさえ、頭をさげれば生きていける、と考えるようになった。
 さらに考えは飛躍していった。誰にでも頭さえ下げればある程度のお金は稼げる、と。

 だが、今のシステムエンジニアの仕事に就き、結婚生活を続けるうちに考えはまた変わり始めた。
 今の職種では、まず仕事上でありがとうと言われないことに、気がついてしまったからだ。

 昨年、某NE○の社員の指示の元で日本№1の自動車メーカーの仕事をした時のこと。
 某NE○の社員が次のように言っていた。この仕事はミスなくやって当たり前で自分で素晴らしい仕事をしたと思っても決してお客からは褒められない、と。
 大手の社員でさえ、お客から感謝されないのであればマスヲのような3流エンジニアがお客から感謝されないのには納得したが、それ以上にがっかりもした。

 システムエンジニアの仕事は地味で重い荷物を少しずつ積み上げていくようなものだ。まず、一発満塁ホームランを打ったような華麗なシーンには出くわさない。
 そんな地道な仕事をしても誰からも感謝されず、失敗すれば当たり前のように怒られる。
 当然、嫌な奴にも頭を下げるだけではなく時には強く叱責されたりもする日々が続いていく。

 なので、この頃は改めて冒頭に書いたセリフの重さを噛みしめることが増えてきた。
 ただ、その言葉を振り返るだけでなく1日でも早く嫌いな人間に頭を下げなくてもいい生活をするために、少しずつではあるが貯蓄に対する意識が強くなっている。
 また、来年中には20代で分不相応に建てた自宅のローンも終わる。まずは、ローンを払い切ることがひとつのターニングポイントだと考えている。

 もし、ある日働かなくもいいような大金を取得したらマスヲはどうするだろう? 好きではない人間に頭を下げずにまわりの人たちから感謝されるのであれば働いてもいいと考えている、妄想族の1人だ。

おたふく風邪なのに出勤するメンタリティ

 今の現場におたふく風邪なのに出勤している女性がいる。現場のプロパー社員だ。職場の非同期通信ツールで彼女がそう呟いていたのだ。
 マスヲはおたふく風邪には罹患したことが無いので、気になって仕方がない。

 おたふく風邪に罹患していると思われる人物は、マスヲが今参加しているプロジェクトではキーパーソンの1人であることは間違いない。彼女が他者への2次感染防止のために出勤を控えればプロジェクトの進捗にかなりの影響があることは確かだ。
 彼女が休みを取るとプロジェクトが遅れて納期までに仕事が間に合わなくなる可能性も少なくないだろう。その場合は会社にある程度損害があるかもしれない。

 だが、おたふく風邪は感染力が強い病気のひとつで、学生であれば罹患してから平均5日は通学を控えることが法律で決められている。
 また、大人が感染した場合は子供よりも症状が酷くなるのが一般的だ。しかも、成人男性が完成した場合は20%から30%の割合で合併症として睾丸炎になるリスクがあり、悪化すると生殖機能にまで影響する。
過去には感染による当事者同士の民事訴訟に発展したケースもある。

 マスヲが彼女のせいで罹患したら、症状のレベルにもよるが生殖機能を奪われるようなことにでもなったら法律を盾に彼女と相手先の会社と争うことは必至だろう。
 別件でマスヲは過去に勤めた法人と民事訴訟で争ったことがあるので、裁判が決して大袈裟ではないことだと捉えているからだ

 今の現場には若い男性社員も多い。マスヲは1人の子供を残しているが、彼女のせいで彼らからそのチャンスを奪ってしまう可能性もゼロではないはずだ。
 彼女はおたふく風邪が成人男性にかかった場合のリスクを知らないのだろうか。
 彼女に知識が欠けているならば、何故まわりのプロパー社員が何か言ってあげないのだろうか。最低限の人間関係が社内で築けていないのだろうか。
 また、相手先の会社の衛生管理はどうなっているのだろうか。それが一番問題だと考えているので、マスヲは自社へ連絡して相談している。

 仕事第一主義な会社やそのような会社に準じて働く人間が自分の健康や人生を取り返しのつかないことにするのはマスヲには関係ない。
 ただ、そのような人たちが別の思想を持った人たちに迷惑をかけるのだけは許されないことだと、マスヲは思う。