淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

星組マイちゃんの手がかりを捜しに?

 今年はビアガーデンへのスタートダッシュが遅れている。昨年も遅れていた気がするするが、今シーズンはそれ以上の気がしてならない。
 まだ一回しか出かけていないからだ。そのうちの一回はもちろんマイアミだ。
 しかも、当日のショーはマイちゃんとアミちゃんのショーではなかった。
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 友人の何人かと行く約束はしているが、マイちゃんとアミちゃんとのご対面が延し延ばしになっていた。
 昨年からマイアミに遊びに行くペースが落ちてきたことを自分なりに分析してみた。
 ひとつ目は自分の中でどこか、飽きてきているのではないかと推測している。ステージショーの出演者と演目が変わっても飲んで騒ぐのは結局一緒。10年以上もの毎年出かけ、多い年には10回以上もマイアミでビールを飲んでいる。
 マイアミの場所が大名古屋ビルヂングから栄三越の屋上に変わったことで多少はマンネリ感が薄らいだといっても、三越に移ってからでも6年経っているからだ。

 ふたつ目の理由はより切実だ。毎年、確実に値上がりしているのだ。飲み放題食べ放題といっても、昨年からはなんと4200円。自分が遊びに行きはじめたころは、3000円台で値ごろ感があったことも、行きはじめたきっかけだった。
 今年マイアミは55周年を謳っていて、今月の25日までは3500円。さすがに昨年の値上げの影響が大きくて客足に影響したのを、経営者側も鑑みたのかもしれない。

 先日、マイアミのインスタグラムで驚くような告知があった。その内容とは星組マイちゃんの脱退だ。一か月も経たないうちに、マイアミの華が一輪去ってしまったのだ。
 自分としては何か惜しい気がして仕方がないが、後の祭りだ。
 一昨年も似たようなことがあった気がしている。超ローカルアイドルたちに何が起きているのだろうか。一昨年と今年の関連性は何かあるのだろうか。

 さて、自分がそんなことが気になっている中で昨夜、友人から今日マイアミに行かないかと誘われた。その友人はカメラ撮影が趣味だが、果たしてどんな写真を撮影するのだろうか。
 自分が酔っぱらって他の酔っ払いと一緒にへべれけになって踊っている姿を、素晴らしい絵にしてくれるのだろうか。インスタ萎えするような。

 昨日の名古屋の日中の気温は、夏日を記録した。今日はそれ以上の気温になるらしい。そんな中でビールを一気に飲むことを考えるだけで、今から喉が鳴りそうだ。

 もちろん、今夜マイアミに訪れる第一の目的はビールを飲んで楽しむこと。
 だが、何故星組マイちゃんが辞めてしまったのかも気になるところ。そのヒントが何か掴めたら、このblogで報告するかもしれない。

錦三で朝の散歩

 今の現場になってから1週間が過ぎた。現場は丸の内のオフィス。栄の駅から毎朝歩いて通勤している。雨さえ降らなければ、散歩にちょうどいい距離だからだ。

 今朝は雨上がりの空が広がっていた。大津通を越えて錦三丁目に入っていく。暗くなってからは喧騒を感じる街も、通勤時間はのんびりとしている。
 ビルの谷間から空を眺めると、カラスが一羽横切った。雨上がりの済んだ空のせいなのか、カラスまでが微かだが爽やかに見えた。
 錦の繁華街を歩いていると、時折あることを思い出してしまう。20代のころに好きだった女性のことを。

 彼女と出会ったとき、自分は女性不振の真最中だった。二十歳のころにバイト先で知りあった女子高生にこっぴどく振られたことがきっかけだった。
 人づてに彼女が自分のことを次のように言われたことを聞いて傷ついていた。モテない男を遊んでやっただけ、と。
 その言葉だけでもかなり落ち込んでいたのだが、よりによって自分で自分にとどめを刺してしまったのだ。
 友人に勧められて読んだ小説によって、世の中の女性全てが信じられなくなったし、敵意さえ感じるようになってしまった。
 自分をそれほどまでに追い込んだ作品は、谷崎潤一郎の『痴人の愛』。自分の心をそこまで揺さぶったということは、名作と言われるだけのことはあるだろう。
 ちなみに、自分はそれ以来再読していない。また、女性不振になってしまったら、人生がつまらなくなってしまうからだ。男性で女性不振になりたい人がいたら、『痴人の愛』を手に取ることを勧めたい。

 女性を完全に敵視していた自分を変えてくれた女性とは、錦のキャバクラで巡り会った。彼女はキャバクラ嬢だった。昼間は大学に通っていて、夜はキャバクラでアルバイトをしていた。
 それまでに付き合いなどで何度もキャバクラで飲んだことはあったが、心が一ミリでも動いたことは一度もなかった。店で人気がある女性が隣に座っても、短いスカートで足を自分の足に摺り寄せてきても、だ。

 だが、その女性と会った瞬間に何もかもが変わってしまった。第一印象でまず、心穏やかなものを感じた。
 今まで何かに取りつかれていたものを、取り払ってくれたような感じだ。呪いを解いてくれたのか、それとも新たに魔法をかけてくれたのかは分からなかったが。自分の心の奥底にあって蓋をしていたものを、彼女は気がつかせてくれた。

 結局、自分は彼女のお客の中の1人から、抜けられなかった。久しぶりだった自分の恋は、当たり前のように終わりを告げた。
 だが、彼女に出会ったことを今でも全く後悔していないし、感謝すらしている。彼女に出会わなければ、女性好きということに素直になるのがもっと遅くなったかもしれないし、場合によっては一生気がつかないフリをしていたかもしれないからだ。

 モテなくても傷ついたとしても、人を想うことから逃げないでいたからこそ、いろいろな経験が出来たはずだ。
 妻とは決して仲が良いとは言えない関係になってしまったが、一度は結婚も出来たし娘にも恵まれた。
 谷崎潤一郎の名作を読んだ直後に、今の自分はきっと想像できなかっただろう。

ダンスパーティー

 生花の業界で仕事をしていたことがある。そのころに知りあった友人がフラワーショップを営んでいることもあって、毎年母の日には花束かフラワーアレンジメントを贈ってきた。
 昨日、特別な予定もない土曜日だったので自宅でのんびりしていると、前触れもなく母親が訪ねてきた。母の要件が何なのかもわからなかったが、突然話を切り出してきた。今年は花束はいらないこと。理由は今の時期、切り花は持ちが悪いから、と。
 母は言葉を続けた。代わりに鉢植えの花をプレゼントして欲しいと。具体的な品種まで調べて指定してきたのだ。その品種とは、『ダンスパーティー』。母によるとアジサイの一種らしい。

 実は、昨日の朝一番に電話で花束を依頼済だった。花の業界で働いていた経験上、母の日の前のこの時期、フラワーショップが忙しいのはわかりきっているので、前もってお願いしていたのだ。
 それにしても、母の行動には少々面食らった。確かに、毎年花をプレゼントしているのが恒例になっているとはいえ、プレゼントの内容を指定してきたことに。
 また、その花について自分が全く知らなかったことも、花についての関心が薄くなっており、新しい情報を吸収していないことも、改めて思い知らされた。

 申し訳ない気持ちで友人に電話した。まずは、まだ花束を作りはじめていないかを確認するために。すると、まだ手を付けていないらしかった。
 次に、ダンスパーティーのことを話すと友人は当たり前のように知っていた。在庫の確認をしたら大丈夫のようだった。
 こちらが迷惑をかけている気がしたので、二鉢の取り置きとラッピングを依頼した。

 自宅から友人のお店までは10㎞ちょっと。混んでいなければそれほど時間はかからないが、週末の日中だったので思ったよりも時間がかかった。
 友人が切り盛りしている花屋さんは、名古屋市の郊外にある。駅と病院の近くにあることもあって、昨日も店内は賑やかだった。
 店の奥にいる経営者である友人に声をかけると取り置きしてくれていた、鉢植えを見せてくれた。『ダンスパーティー』を初めて見た瞬間だった。
 事前に何も調べていなかったので、その花姿に驚いた。典型的なアジサイを連想していたが、全く違ったからだ。見た目からガクアジサイの一種だということは分かったが、見た目からそれほどの人気品種だと自分は思えなかった。

 料金を支払うときにお釣りは要らないね、とオヤジギャグを友人からプレゼントされた。彼の見た目は自分よりずっと若いが、彼の言葉が互いの間に流れた時間を感じさせる。若々しく見えるフラワーショップのオーナーも着実にオッサンの階段を上がっていることも。

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買い求めた、ダンスパーティー。
 助手席に乗せた鉢植えを気遣いながら、そのまま実家に向かった。週末ドライバーが溢れた郊外の道を運転して。
 母親は在宅していたので、一日早い母の日のプレゼントを手渡した。彼女の我儘を聞き入れたせいか、多少は嬉しそうにしていた気がした。

 母の日である今日、実感で弟と3人で夕食を食べた。母によるリクエストで宅配ピザを。
 食事中にテレビを見ようとすると、リビングの脇にまだ見慣れていない鉢植えの花がそっと置かれていた。

風に吹かれてきただけ

 昨日は第2金曜日。帰宅して門を開けようとすると拍子木の音が聞こえてくる。参加を続けている月一回の夜回り当番が、4月から第二金曜日に変わったことをすっかり忘れていた。
 鞄だけ玄関口に置くとそのまま、集合場所へ急いだ。危うく、今年度2回目の夜回りをすっぽかしてしまうところだった。

 新しい現場での一週間が過ぎた。初めてのオフィス、新しい人間関係に馴染むのに、最近は戸惑いを感じることが増えてきた。
 年齢のせいか、環境適応能力が落ちている気がする。考えたら来月で自分も46歳になるのだから。
 自分で気がついていない疲れが溜まっていたせいか、久しぶりに今朝は朝寝が長くなった。おかげで朝食を取るタイミングを失ったほどだ。

 実は明日、20年来の友人が愛知県を離れることを聞いている。
 彼が大学生、自分がフリータの時にバイト先のファーストフード店でその友人とは知り合った。
 二人ともお酒が好きなこともあって、一緒によくお酒を呑んだ。彼が独り暮らしであることもあって、彼の家にも何度か遊びに行った。
 そのまま飲み潰れて、泊まっていったことも一度や二度ではない。
 彼は大学を卒業すると大学院に進学した。彼が大学院を卒業するまで、一緒に居るときは時間の流れがいくぶん、ゆったりと感じられた。彼の性格的な魅力がそうさせていたのかもしれない。

 自分がこの先、いつまで生きられるのかはわからないが、平均寿命を考えると人生を折り返したと考えるべきだろう。
 生真面目な友人が愛知県を去る理由は、仕事を辞めるため。薄っぺらな自分と彼の選択には違う重みを感じる。
 基本、嫌なことがあるときは当たり前の様に逃げてきたと考えていた。たまには、突き詰めて考えて自己嫌悪の入口にくらいには入り込んだこともあったが。

 だが、ここ数日違う感覚に捉われはじめた。それは、五月の風のせいかもしれない。
 水が低いところに流れるように、時の流れに漂って生きてきただけ。人生もっと気軽に考えるべきではないか、と。
 20代のころから今まで、ただ風に吹かれてきただけ。
 それは、ごく自然にあるがままに生きてくることが出来た証拠だと。そして、気が付くと風に吹かれるままに、今ここにたどり着いただけだと。
 今ここに居る自分を誰かに気がついて欲しい訳ではないので、まわりに向かって叫ぶ必要はないはずだ。今までもこれからも、出会うべき人とは巡り会えると信じているからだ。

 新しい暮らしを始める友人が、この記事を読んでくれるかはわからない。それでも、次の言葉を贈りたい。お疲れ様でした、また会う日まで、お互いに元気で過ごしたいね、と。

2017-2018シーズンの雪遊びを振り返って

 おそらく、5月6日のチャオ御岳でのスキーが今シーズン最後の雪遊びになったと思う。
 ゲレンデに行くたびにこのblogの記事にしてきたが、データとしてまとめたので、そのデータを中心に今シーズンの雪遊びを振り返ってみたい。

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スキー場別の滑走日数。
 昨シーズンまでは詳細なデータを取っていなかったので、詳細な比較はできないのが残念だが、自分の記憶に残っていることは比較してみたい。
 まずは雪遊びのシーズン期間だ。ここ数年、初滑りは11月になることが多いのだが、今年は12月にずれ込んだ。
 また、シーズンアウトも5月の中旬くらいなのだが、今年は5月6日にシーズンを終えた。そのために、例年に比べると雪遊びを楽しんだ期間が短くなっている。
 気温や降雪は環境に左右されてしまうのだが、シーズンインだけは、もう少し早めたかったのが、本音だ。来シーズンのシーズンインは今シーズンよりも、是非早めたい。

 雪遊びの回数は26回。今シーズンの目標を30回としていいたが、少し届かなかった。
 月別では12月が5回、1月が11回、2月が3回、3月が4回、4月が1回、5月が2回となっている。ここ数年11月にシーズンインしていたので、11月の滑走がなかったことと、4月が1回だったので、その両月の回数を増やせば30回に届いたかもしれない。

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訪れた日付とゲレンデと同行したメンバーなどの詳細データ。
 ちなみに今シーズン、泊りがけでのスキーは2回。1月12日から13日と1月29日から31日。どちらの旅程もハイシーズンの時期だったので雪質も良かったために、より思い出深い。
 1泊だったが1月12日にモンデウス飛騨位山で滑走後、高山のホテルで泊まって夜に呑み歩いたのが印象に残っている。

 ここ数年、すっかり自分はボッチスキーヤーが板についてきたと思っていたが、今年は違った。
 8回も同行者が居たのだ。3回に1回は他の人と滑ったことになる。しかも、そのうちの4回は頼まれて他人にスキーを教えたことも、今までにはなかったことだろう。
 だが、今年は自分の娘と一緒に雪遊びができなかったのが悔しい。先日、娘とハイキングした時も2人でのその話になったほどだ。来シーズンこそは娘とまた一緒にスキーを楽しみたい。

 ゲレンデ別で訪れた回数はホームである野麦峠が最多の12回、次は鷲ヶ岳の6回となっている。これは自分が今シーズンからスノーボートをはじめた影響もあるだろう。
 スキーと違い、スノーボードの自分のレベルが拙いために横にワイドなゲレンデの方が練習しやすいからだ。
 また、今回のblogのタイトルに『雪遊び』という単語を使ったのもスキーだけでなくスノーボートをはじめたことを意識しているためだ。
 スノーボードについてはせめて、転んだ時にスムーズに立ち上がることが出来るくらいには、来シーズン中に成長したいと考えている。

 最後に、今シーズンにおいて特記しておきたいのが、SAJのバッジテストで2級に合格したことだ。
 そのことについては、以下のようにblogにしているが、自分が今まで書いた中でも最長の文章になっている。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 せっかく、2級に合格したのだから来シーズン中にとりあえずは1級の記念受験を目指したい。