今日は朝から晴れています。まだまだ、通勤電車から桜が楽しめそうです。
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
上記の在原業平の短歌がありますが、僕はこの短歌が好きです。
初めて聞いたのは高校の古文の授業ですが、テキストで見て以来ずっと心に残っています。詩心はありませんが、リズムと情景があっていてなおかつ、逆説的に桜の魅力を表現していませんか?
私、最近まで在原業平の100人1首はこの歌だと思っていて、時々100人1首で一番好きだと公言してきたのですが、間違いだったと最近気が付きました。
彼の選歌は以下でした。皆、優しいから気がついていたのに気を使ってくれていてくれていたのでしょうか。