淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

マイアミ開き

今夜はむかしの同僚とビアガーデンマイアミに行ってきました。今シーズン初のマイアミ、今シーズン初のビアガーデンだ。
ここ数年ビアガーデンを楽しんでいるが一番のお気に入りは栄にあるマイアミだ。
 栄に移転する前から飲みに行っていたが、移転前のビルが建てなおされることになったときには楽しみがひとつ減るかもしれないと思って心配していた。
 マイアミを気に入っている点はメーカーを問わずたくさんのビールが飲めること、バーベキューを楽しめるためつまみが冷たくないこと、そして様々のライブが楽しめることだ。
 中でもビアガーデンの名前にちなんだアイドルが繰り広げるライブの盛り上がりを見たときは本当にびっくりしたし、すぐにその雰囲気に溶け込んで楽しむことができた。
 当然、今年のマイアミ開きもIKUMIちゃんとYURIちゃんのライブ開催日に合わせて友人を誘って今日にした。
 ライブがはじまるとコアなファンのオタ芸が繰り広げられる。
 昨年は5月6月と割とハイペースな感覚で通っていたためかコアなファンに話しかけられた。
「オジさんはアイドル好き?(酔っていてもおにいさんとは聞こえなかった)」
 返答に困っていると彼は続けた。「ここが好きなんだ」
 マスヲは素直にうなづいた。きっと酔ってニヤニヤした表情で。
 ステージ前で観客の態度が度を越すと警備員にたしなめられるが、昨年のたしなめかたは少し厳しすぎたようにマスヲからは思えた。
 お酒によって歌って踊ってみんなで楽しむことが一番の魅力なはずなのに。別にものを投げたり、壊したりしていたわけでもないはずなのに。
 警備員の人はお酒を飲まないのだろうか。それとも飲んでも完全に自分をコントロールできる範囲までしか嗜まないのだろうか。
 昨年、高校時代の友人を誘って2人で行ったときに彼は非常にノリが悪く、ビールを飲んでバーベキューを食べているだけで席を立つどころか、音楽に合わせて手拍子ひとつ叩かなかった。
 ライブが終わり、マスヲが席に戻ると誘ったのに何でステージ前に行かなかったのかと尋ねると彼はこう答えた。
「雰囲気にのまれて我を忘れるのが怖い」と。
 それ以上、こちらも何も言わなかった。本当にそう思っていたのだろうか。ひょっとしたらマスヲをドン引きしながら見ていたのかもしれない。

 自分にに取って楽しいことは、興味のない他人から見れば馬鹿馬鹿しいことか危ないことである。 
by Trout O Candid
 
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