淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

キング・オブ・クズ Ⅱ

 昨日の記事を書いたら、ブログにも言霊作用ではないが何か神秘的な力があるのかもしれない。
hatehatehahaha.hatenablog.com
  朝、いつものように期待を持たずに挨拶をすると、左隣の人も返してくれた。今日は2/5か、と少しうれしく思っているとそのさらに左隣の女性まで挨拶をしてくれた。

 右隣のクズは毎日、60分以上(15分 × 4または5)喫煙しにいくのだが、今日は1回の喫煙時間が2、3分短かったし、回数も1回少なかった。(マスヲは喫煙しないため、人が喫煙してくるとすぐにわかる)

 また、後ろのクズも今日は靴を脱がなかったし、隣の女性に話しかけるときも多少尊大な態度には見えたが、足は組んでいなかった。

 そんな、いつもとちょっとだけ違った午前中だったが、強烈な彼らのライバルが現れた。

 マスヲはもともと片頭痛持ち。しばらく症状が出なくなっていたので安心していたが、最近はストレス過多なプロジェクトしか参加していないためか、1週間前くらいから片頭痛の症状が現れた。

 以前、症状のひどいときは内科にかかって処方箋をもらってマクサルトを服用していた。上手く使うと効果のある薬だと思うのだがデメリットがふたつある。

 ひとつはマクサルトは飲むタイミングが難しい。初めて処方されたときに説明を受けたのだが、片頭痛の初期の初期に飲まないと効かないのだ。
 仕事などに追われていたり、慣れないうちはこれは片頭痛なのかな、と迷っているとそのタイミングを逃してしまう。頭痛がある上昇地点を越した後に服用してもほとんど効果がない。

 もうひとつのデメリットは高価なことだ。当時は偉そうにプラスチックの箱に入っていることもあってか、一回処方してもらうとマスヲの給料の1/10以上した記憶がある。

 そのふたつのデメリットを覚えていたし、今現状にかかっているのが、診療内科、歯科に接骨院。仕事をしながらさらに内科に通院する時間を取るのは大変なので、今回は他の方法を考えた。

 以前の職場にも片頭痛持ちの同僚がいた。彼は冷えピタシートを頭に張っていたのだ。その姿を見て陰ながら苦笑していたのだが、思い出してマスヲも張ってみた。
すると驚くくらいの効果がある。マクサルトのように飲むタイミングや価格を気にすることもなく、気軽にいつでも使えるのもよかった。

 昨日からは片頭痛が続いたので、お昼時間に外に出かけるとき以外は昨日から今日のあることが起きるまでは常に張っていた。

 見た目が悪いと思っていたデメリットも、普段会話もしないようなプロパーの女性社員に大丈夫ですか、と声をかけられたりもしたので、デメリットでもないのかなと、考えていたときだった。

 すると、今日の午後にプロジェクト上層部から以下の内容のようなメールが送付されてきた。

どこのチームの方かわかりませんが昨日と本日、おでこに熱さまシートを張って仕事をしている方がいます。
風邪なら他の方にうつる可能性があるので出社を控えるように注意してください。
本人は熱を押してまで仕事をしているとアピールしたいのかも知れませんが、迷惑です。

 送ってきた上層部の人間はよくある名字でプロジェクトルームの座席表でみると、160くらいの中で3人もいる。結局、顔が一致しない彼が「キング・オブ・クズ」のレースの最後の直線で末脚を爆発させてきた。

 冷えピタシートでも熱さまシートでもなんでもいいけど、張っているから風邪としか想像できないのだろうか。
 そんなに、気になるのならメールではなく直接声をかけてくれればこちらも理由を説明できるし、彼や彼のまわりの大事な人にも有益な情報がインプットできたかもしれなかったのに。

 最近よく思うのだが、人の気持ちを慮れない寂しい人ほど出世していく気がするのは、ヒラリーマンとしてのヒガミなのだろうか。

「このレースの勝者は予想できない」と昨日書いたばかりなのに、ますます予想が難しくなってきている。
 真の勝者は誰になるのだろうか。