淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

再開、再開そして別れ

 今日は仕事中にプライベートなメール連絡が何件かあった。そのうちの2件は食事の誘いだった。どちらも6月の予定になっている。

 1件は今の会社の取締役だった方との再会できる飲み会だった。
 今の会社の入社時に、疑問に思っていることへの相談やこちらが必要だと思って会社から供与されると思っていたものへの進捗などで大変お世話になった。
 マスヲの会社は10人もいないような小さな会社なのに、あるときから会社の集まりで彼を見なくなった。
 昨年の忘年会でも姿を見なかったので、忘年会の翌日に電話をしてみたら夏ごろに追い出されるような形で退職したという。
 詳細はあったときにお聞きすることになっているので、そのあたりの経緯についても再開したら話は尽きないだろう。

 もう1件は、5年以上お会いしていない人との再開だ。
 その方は、当時マスヲはある医療法人の総合病院の情報部で働いていて、その時のある病棟の看護師長だ。
 その病院は郊外にあるために普段は車で通勤をしていたのだが、帰りにお酒を伴う食事の予定が帰りに予定されている場合は、電車を使っていた。
 法人が車通勤できない職員のために、複数の最寄りの駅から送迎をしていたからだ。
 12月のある日の朝、送迎車の車内はその看護師長とマスヲと運転士の3人だった。
 彼女は車内で突然語りだした。悔しそうな感情を絞り出すようにして、今日で辞めることを。
 マスヲはまだ入職して数か月なせいか、接点も少なかったのでただ驚いて聞いていただけだった。
 だが、運転手は送迎で何回も顔をあわせていることもあってかマスヲよりは思い入れがあったようで、必死になだめていたが、結局彼女はその日を最後にして病院を去った。
 それ以来会っていないので、大変楽しみにしている。

 再開があれば別れもある。
 嬉しいこともあれば寂しいことがあるのが人生の常とはいえ、マスヲにとってつらいときにずいぶん慰められた人との別れが6月のある日に決まっている。
 マスヲはそれまでにその喪失感に耐えるだけの心の準備を初めているが、その日が過ぎたあとに何が残るのだろうかと、今から少しセンチメンタルな気持ちになっている。
 若い人から見れば不思議に思うかも知れないが、40過ぎたオッサンでもそんな気持ちになるのだ。