淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを書きたいと思っています。

海が聞こえなくなるところだった

 昨夜は疲れていたこともあって、寝つきはよかったが目が覚めたのもはやかった。
 スマフォで時間を見ると午前2時過ぎだった。
 さすがにまだ眠りたかったので睡眠薬だけ服用したのだが、一向に睡魔は襲ってこなかった。
 あきらめながらベッドで目だけ閉じていたら、無くしていたものの場所を思い出したのだ。

 それは自分の中の大事な『海』。
 『海』と聞いてパチンコを連想する人はりっぱなパチンコ狂だろう。マスヲもむかしは筋金入りのパチンコ気ちがいだった時期があった。
 独身時代に会社を辞めることを考えていたのだが、その時に問題となるのが家のローンの支払いだった。
 辞める前に徹底的にリサーチして何とかパチンコの稼ぎだけで家のローンを払い続けられる見通しが立った後に会社を辞めた。
 数か月そんな生活をしていたのだが、ある日そんな暮らしをしているのが嫌になって働いたお金で暮らす生活に戻ることにしたのだ。

 話が脱線したので元に戻すと、マスヲにとって大事な『海』とは氷室冴子著『海がきこえる』のことだ。
 作者は故人で6月が命日だったことはうる覚えだったのでwikiで調べたら6月6日だったので命日に久しぶりに読み返したくなり、本棚を探したのだが見つからなかったので落胆していたのだ。

 ある友人と20代のあるころまでは『海がきこえる』と吉本ばなな著の『ムーンライト・シャドウ』の読中感と読後感が被ることが多く、ともに何回か読み返すことが多かったのだが、やがて『ムーンライト・シャドウ』のほうは読み返すたびにかつての輝きを失っていくのは何故だろうと、語り合っていたことをたまに今でも思い出す。

海がきこえる』には続編があり、その続編の後書きには40歳過ぎの医者から感想が作者に届き、作者が恐縮したことを書いていたのがずっと気になっていたので、マスヲも40歳を過ぎたら読み返したいとずっと思っていたのだ。

 その大事な『海』はベッド再度の紙袋の中に他の本と一緒に保管してあるのを思い出して取り出して、読み返しはじめたが、最初の数十ページを読んだだけでも懐かしさだけでなく、寝不足な頭の中ででもいろんなイメージが広がっていった。
 早寝早起きは三文の徳?