先日、7月3日から休ませてもらっていることを知っている友人とお酒を飲んでいるときに、blogを書いている以外は何か特別なことをしているのかを聞かれた。
もちろん、小説を少しずつ書きすすめたり、所属している同人誌の作品を読んで次回の例会への準備をしたり、今まで読みたかったけれど読めなかった本を読んだりもしているが、1番大きいことは普段できていなかった家事だろう。
マスヲはひとり暮らしのために、平日は自炊と最低限の洗濯くらいしかしていなかったからだ。
週末も最低1日は副業をしているし、雪があるシーズンであれば、残りの1日もゲレンデに出かけていたから残りの家事らしい家事をほとんどしていなかった。
恥ずかしいがこの休みに入るまでリビングにはまだ電気カーペットが敷かれていたくらいだ。
まず、電気カーペットのカーペット部分を洗濯してしまい、代わりになる茣蓙風のカーペットに変えた。
全部屋のエアコンのカバーを外して、扇風機を出した。
南側の窓にすだれを掛けた。
これでやっと家の内外が夏らしい雰囲気になった。
あとは、実家から父の形見のパソコンを引き取ったために少し部屋の模様替えをし、少しずつではあるが部屋の掃除をしながら片付けをしている。
今朝も片付けをしていたが、その際にしばらく読んでいなかった漫画の単行本が目に入ったので開いてしまった。
その作品が山花典之の『夢で逢えたら』(If I see you in my dream.)だ。
5巻を手に取り何気なくページを開くと、第40話の『ブレーメンと唄おう』だった。ページ毎はおろか、へたをするとコマ毎でも声を出して笑いながら読み進めていたし、気が着いたら笑い過ぎて涙が出ていたほどだ。
何度も読んでいた作品なのに、何でこんなに面白かったのか全く自分でも想像がつかない。
あまりの面白さに5巻の残りのページと4巻を一気に読んでしまったほどだ。はっきり言って初めて読んだ時よりも笑った気がする。
今から20年ほど前の作品になるので、初めて読んだときマスヲは当時独身だった。この作品は漫画のジャンルではラブコメになると思うのだが、むかし読んで興味を持っていた他のラブコメ作品も、今読み返すと当時よりも面白く感じるのだろうか。
活字ばかりではなくてたまにはのんびりと漫画を読むのも、いい気分転換になるかもしれない。