淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

時差Biz

 小池都知事がまた新しい言葉を作りだした。その言葉は『時差Biz』。
 元キャスターだから言葉への感覚が鋭いのはわかるが、彼女の発する言葉には、その言葉でしか表現できないような特別性がない気がすることがたまにある。
都民ファースト』が代表的だろう。『都民第一主義』で何か問題があるのだろうか。
 中身が無いものでも素晴らしい名前さえつければそのものの価値が高いと、マスヲみたいな短絡的な人間は勘違いしてしまう。聞き心地のいい、格好いいカタカナであればなおさらだろう。

 彼女の実績の中にはもちろん成功した例もある。代表的なのは環境大臣時に作り出した『クールビズ』だろう。
 マスヲが社会人なってから見たことはないが、『省エネルック』というものが過去にあったらしいが、これは流行らなかったようだ。この、『省エネルック』を言葉も含めてより洗練させたものが『クールビズ』らしい。

 『時差Biz』と言う言葉で思い出したのがフレックスタイム制だ。マスヲは今まで1度だけフレックスタイム制で働いたことがあるが、この制度には懐疑的だ。
 当時働いていたプロジェクトのルールとして、10時~14時のコアタイムが設定されていて、このコアタイムを含めて8時間働けばよいルールだった。
 オフィスが朝開く時間も8時と決まっていたので、早く出社しても8時になり、そこからランチタイムの休憩1時間を計算すると、最早で17時に帰宅できることになっていた。
 最初は9時に出社していたので、18時での帰宅を目指して頑張っていたが*1、帰宅時間がこのルールのせいで予定通り帰れない日が多くなっているのに気がついた。
 理由はまわりのほとんどのエンジニアが10時出勤しており、彼らは19時の帰宅を目指して自分のスケジュールを組んでいる。
 彼らとの簡単な打ち合わせや大きな会議なども平気で18時からの予定とされてしまうからだ。だから、次第にマスヲも含めた10時よりも早く出勤していた人たちも、次第に10時出勤となっていった。

 マスヲは転職数も多いし、今も傭兵としていくつもの会社を見てきたが、ほとんどの会社では作業結果や効率よりも会社に遅くまでいること*2がなんとなく賛美されているように思う。
 このような間違った賛美を改めないと『時差Biz』の普及は難しいと考えている。

*1:当時は今みたい傭兵根性で働いていなかったので

*2:仕事をするのではなく、仕事をするフリをするほうがマスヲは得意で楽なのだが

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