淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

忘れ物を取りに行けること

 24日の出勤日まで残すところ僅かになってきた。出勤日までに予定していたことで出来そうもないことが、少し出てきたが仕方がない。来月からの予定だった出勤日が早まったのだから。

 

 今朝は6時過ぎに家を出て、ウイングヒルズ白鳥リゾートに向かった。先日滑走しに行ったときにストックを忘れてきてしまったので、取りに行くことにしたのだ。当然、滑走はしてくるつもりだった。

 

 郡上市に入るころから見える景色も前回とは変わってきている。山々の緑がほぼ深緑になっているし、まだらにあった薄緑を探すのが難しくなってきた。長良川に入っている友釣り師の数も増えているのがはっきりとわかる。

 今日みたいに暑い日だと清流に浸かりながら釣りを楽しむのも悪くないだろう。マスヲもストックの忘れ物が無ければアユではないが他の釣行を考えていたくらいだから。

 

 先日よりは早く家を出たので10時過ぎには現地に着くことができたが、今日は朝から晴れていたので駐車場から合羽を着てセンターハウスに歩くだけでも暑かった。当然、ゲレンデも先日よりも暑かったが、先日よりも全体的に人が多かったのは何故だろう。 

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 今日は暑かったせいもあって、ゲレンデでの散水量が多かったので1本滑る毎に全身に相当な水を浴びた。先日までは小雨が時折降ったり、気温がまだ低かったので「PIS*LAB」自体の温度が低かったからだろう。ある意味こういうコンディションでこそ高価な合羽を買った意味があると言えるかもしれない。今日は暑かったが以前使用していた安い合羽よりははるかに通気性が良いからだ。

 

 上級のスキー板をレンタルするとエッジを1回だけ研磨してくれるので昼食を摂るタイミングでレンタルショップに持って行った。板を預けるときに係りの男性との雑談の中で、今日はスピード感を前回来た時よりも感じないのだが、と言うと気温のせいだと教えてくれた。「PIS*LAB」の温度が上がるとスピードがやはり出にくいらしい。彼は今日も10時までは滑走したがその後は仕事に専念しているそうだ。

 前回の記事で「PIS*LAB」は時間によって滑走感に差が無いようなことを書いたがそれは間違いだったようだ。

 

 ウイングヒルズ白鳥リゾートのグリーンシーズンは他にもアクティビティが楽しめるのだが食事後にマウンテンバイクを楽しんでいる客に、スキーヤーやボーダーは何故同じような合羽を着ているかを質問された。ゲレンデに多量の水がスプリンクラーで散水されているのでその対策のためだと答えた。バイカーは散水対策か傷対策だと思っていたようだ。自分もそうだが、皆それなりに高価な合羽を着用している人が多そうだということも付け加えた。

 

 今シーズンの「PIS*LAB」滑走は3回目だが、前2回は恥ずかしながら1回ずつ転倒して肘に軽い擦り傷をしていた。

 リアルスノーのゲレンデでは1シーズンを通してもそれほど転倒することは無いので油断していたのかもしれない。今回はその点も考慮していつもは膝しかプロテクターをしないが今日は肘にもプロテクターをして滑走したら、結局1回も転倒しなかった。

 準備をしなかったらそのことに関してのトラブルが起こり、準備をしたら何も問題は起こらない。何でもそんなものかもしれない。

 

 今日で今月のウイングヒルズ白鳥リゾートを滑走は最後になるだろう。そのことも踏まえて帰りに少し寄り道をした。国道に出る前に少し横道にそれるだけで正ヶ洞の棚田を見ることができるからだ。車1台が何とか走れるような細い道をしばらく行くとマスヲでさえもほのぼのする田舎の原風景のような眺望を楽しむことができた。 

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 帰り道も国道沿いからところどころに見える長良川では往路よりも釣り人が増えていたような気がした。国道沿いの温度計も見るたびにほぼ30度を越している。

 釣り人たちは陽にあたるようなポイントでも水に浸りながら、アユを追っかけていれば日差しや気温はあまり感じないのかもしれない。

 

 マスヲが名古屋近くまで帰ってくると母親からスマフォにメールの連絡が入った。今夜焼肉を食べに行きたいとのことだった。前振りもなく突然だったのだが、たまには母親の無茶ブリに従うのも仕方がないだろう。

 焼肉屋で弟も含めて3人でビールを片手に食事をした。マスヲが日中体を動かしたので焼肉よりもビールのほうが美味しく感じた。マスヲだけでなく母親も弟もそれなりにペースでビールを何杯も飲んだ。

 

 食事中の会話で婚活に勤しんでいる弟に対して、母親がいきなり切り込んだ。弟が思った以上に成果が上がっていない婚活について、大学時代に付き合った彼女が忘れられないのではないかと。40歳の弟はそうかもしれない、と答えた。

 2人の会話を聞きながら自分にも過去の恋愛で取りに行けない忘れ物が無いかに思いを巡らせたし、今もそのことを考えながらこの文章を書いている。