淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

定時退社なのに事前にメールを送付すること

 昨夜はある友人と飲みに出かけた。彼とは別会社ではあるが同じプロジェクトで働いたことがきっかけで仲良くなったのだが、より親密になったきっかけの言葉があるのだが、その言葉が印象に残っている。淡白さんは『沢木耕太郎』の『深夜特急』読んだことありますよね、と断定で聞かれたのだ。読んだことありますか、と仮定で聞かれるのならわかるが何故断定できたのだろうかと不思議で仕方がない。
 マスヲは『深夜特急』は読んだことがあったしお気に入りの作品なのだが、マスヲは『深夜特急』は読んだことがあったしお気に入りの作品なのだが、まだ彼とはそれほど会話もしていないころだったので、外観だけで読んだことがあると判断されたのだったら、人間観察能力が鋭すぎる。

 そんな彼と昨夜は河岸を3回変えながら飲み歩いたのだが、河岸を変える途中で歩いていた時に彼の今の常駐先が近いので少しだけ遠回りすることにしたのだ。自社用という理由にしてあるので、ということを彼から聞いて察した。
 おそらく次のようなメールを同じ職場のメンバーに送付したのだろう。
『各位 タンパク(仮名)は本日自社用のため、定時退社します。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。』
 マスヲにとっては現場でよく見るメールだ。今でこそ慣れたが初めて見たときは違和感を覚えた。定時退社するのに事前報告をしていることに。
 当日中のやるべき仕事さえやっていればこんな文面のメールは本来必要ないはずだし、定時退社することが悪いことであるような感じが行間から伝わるかもしれないことを今でも危惧している。

 だから、マスヲが仕事後の夕方に所要があって遅れたくない場合は、その所要が自社用でもその他の用事の場合でも次のようにしている。定時退社で間に合う時間でもわざと定時退社ではなく30分ほど早く退社する。自社に対しては自社用の時はそのほうが現場を抜けやすいからという理由で了承を取るし、プライベートが理由の場合は早退届を提出している。
 マスヲが勤める会社には半休という制度がないために、早退すればその時間に関わらず一律減給になるのだが、定時退社することが悪であるかのように世間で扱われるよりはマシだと思っているからだ。
 そして、以下のようなバカバカしいメールを職場で垂れ流すことになる。受信者にはほぼ既読スルーされるのにもかかわらず…。
『各位 タンパク(仮名)は本日自社用のため、17時30分に退社します。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。』