淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

君の名は

 普通の現場であれば、自己紹介や現場での責任者が他のメンバーに紹介してくれたりするのが普通だろう。だが、今の現場にマスヲが参加した時にはどちらもなかった。
 オフィスの中には40人ほどが居ると思うのだが、人数はともかく顔と名前が一致している人間が3人しかいない。働きはじめて10日ほど過ぎたのに、ほとんどの人間の顔と名前が一致しないのだ。これくらいの人数であれば、経験上座席表があってもよさそうなものだが、それもない。
 当然、歓迎会も今のところないしその予定もなさそうだ。
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 最近、今までの経験上嫌な予感がしてきた。マスヲが何十人もいるメンバーの中で働いているのに、他のメンバーのほとんどのことを知らないということは、他のメンバーもマスヲのことをほとんど知らない可能性が高い。そんなことではコミュニケーションを取って仕事をするのは難しいだろう。
 それに加えて仕事に直接関わることも関わらないことも、説明が足らなさ過ぎる。マスヲ以外にも何人かの外部のエンジニアを使って仕事をしているのにも関わらず、作業の手順書や規約などを見たことがない。あるのかもしれないがその説明もない。
 極めつけは、緊急の場合の連絡方法と連絡先を聞いてないことだ。体調不良で出勤出来なくなったり、災害などが起きて遅れそうな場合でもマスヲは自社には連絡するが現場には連絡するつもりもないし、連絡できないのだ。

 オフィスには出退勤を管理するホワイトボードが用意されていて、出勤したらボードに印をつけるようにはなっているのだが、どうやらプロパーの人間の名前が無いことに最近気がついた。
 マスヲは自分の名前が何かに張り出されたりするのは好きではない。他の人もそう感じる人が多いのではないだろうか。だったら座席表もないのだからプロパーの名前もホワイトボードに張り出して欲しい。

 マスヲの席から通路を挟んで隣り隣りの席に、マスヲ好みのプロパーの女性がいる。20代前半のように見えるが落ち着いて見える。直接話したことはないのでどういう声なのかもまだわからない。当然、名前も知らない。名前が知りたいからとマスヲがいきなり話しかけて聞いたら、ドン引きされるのは間違いない。
 今日、残業しているときにマスヲが名前を知っている男性プロパーのエンジニアが彼女に仕事上のことをいろいろと丁寧に説明していた。30代前半くらいに見える彼がデレデレしているように見えた。
 気持ちはわからないではないが、そのうちの少しの時間を使って座席表でも作ってくれれば仕事もしやすくなるし、彼女の名前がわかるのに。