淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

愚痴を聞くのにも旬がある?

 先日、お盆休み中に里帰りした友人と飲みに出かけた。きっかけは、3週間ほど前に友人が電話をかけてきてことにさかのぼる。その時に、友人は感極まってか泣き出してしまったのだ。友人は女性でマスヲと同じ中学校出身だが他県に嫁いでいるために、簡単には直接会って話を聞くのは難しい。
 マスヲの好みでなくてもやはり女性が泣いているのには動揺してしまう。だが、彼女が泣き出した原因についてはわかっているのだが、解決するのは難しい。
 せつないのだが、無力感を感じながらも受話器をもちながら話を聞くしかなかった。

 その際に彼女が居酒屋に行きたいと言い出した。かなりの長い間居酒屋に行ったことがないらしい。そういえば、マスヲと彼女とはお互いの独身時代に2人で飲みに行ったことが何度かある。
 愚痴を聞いている際に、彼女が帰名したら飲みにいくことを約束した。

 お盆前にマスヲから彼女にメールをした。こちらのお盆休みが短いのでスケジュールの調整が必要になるかもしれないからだ。だが、彼女は忙しい日々の中ですっかり約束を忘れていたようだった。メールのやり取りの中で彼女は自分が言ったことを思い出したので、結局約束通り飲みにでかけた。

 2人で飲んだとき、マスヲは疲れていたせいかそれほどお酒のピッチは早くなかった。彼女よりは強いはずだったがグラスが空くスピードはそれほど変わらなかった。
 お酒がある程度入っても彼女が愚痴っていた話題には流れていかず、当たり障りのない話題がほとんどだった。
 電話越しとはいえ、一度話してしまっていることもあるだろうし、感情を解き放っていることもあるだろう。
 ただ、マスヲが思うに彼女は電話をしてきた近いタイミングで本当は直接話したかったのだろうと。
 人は嫌なことを経験してもある程度時間が過ぎていけば気がまぎれることもあるが、ストレスの一部は心の奥底に澱のように積もっていくとマスヲは考える。
 その澱が積もり積もった時に人はどうなるのだろうか。鬱病などの心身の変調に繋がるのではないだろうか。

 実は彼女から電話をもらったくらいに、マスヲもプライベートで今年1番の嫌なことがあった。本当は誰かに聞いてもらいたかったが、そのことに関する背景を知っている友人が少ないために、話せる相手が決まってくる。
 お蔭で今まで誰にも愚痴らずにいるので友人には迷惑を掛けていないが、その代わりに自分の何かを傷つけていなければよいのだが。