淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

インターンシップがやってきた

 今日から現場の会社に3人のインターンシップがやってきた。現場では朝礼が無い代わりに昼礼と終礼があるのだが、昼礼で彼らの紹介があり、その後に一人ずつ本人からの挨拶があった。
 マスヲが現場に参加したときや他の外注が参加したときには紹介も本人からの挨拶も無かったので、マスヲは違和感を覚えたが、他の外注のエンジニアも同じような気持ちになっていたのではないだろうか。

 一応、本人ひとりずつの挨拶が終わったらその度に全員拍手をしていたが、正直言ってマスヲは拍手する気も起きなったし、プロパー以外の人間は形だけの拍手に見えた。
 彼らの挨拶中に「短く短く」と心の中で呟いていた。彼らが話せば話すほどマスヲのお昼休みが短くなるからだ。

 ちなみに朝礼があれば、マスヲがどんなに心が小さくても心の中でそのような呟きはしなかったと思うが、どうして朝礼はないのだろうか。
 今朝も昨日に引き続き、PJリーダーである部長が遅刻してきたのだが今朝は30分以上も遅れていた。
 ひょっとしたら現場の会社はフレックスなのだろうか。そうであるならば朝礼がないのも納得できるのだが、何故説明がないのだろう?

 3人ともリクルートスーツを着て張り切っていた。自己紹介によると全員大学の工学部に在籍しているらしい。
 そんな彼らからはマスヲたちのような外部のエンジニアが居ることを説明されているのだろうか。それとも説明がないために全員同じ会社の社員と思われているのだろうか。

 今の現場でもマスヲはほとんど誰とも話さない。作業の質問もなるべく口頭ではなくてメールや非同期通信が行えるコミュニケーションツールを使用している。
 口頭だと消えてしまうが文字によるやり取りであれば、証拠として残るからだ。それくらい今の現場のマネージメント力を疑っているからだ。
 よって、3日間インターンシップで訪れている彼らにマスヲから話しかけることはないだろう。

 もちろん何事も経験しないよりは経験した方がいいとは思うのだが、理系の学生は忙しすぎる。
 もし、マスヲの娘が同じ理系の大学生でインターンシップを希望したら反対するだろう。その代わりに遊ぶことを助言するだろう。中途半場に働く真似事をするくらいなら遊んだ方が身になると考えているからだ。
 この業界では当たり前になっているが、最近問題に取り上げられることが多くなっている多重派遣、偽装請負について彼らは知っているのだろうか、知らなかったとしたらおそらく3日間ではわからないままだろう。