淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

下衆と言ってくれた友人

 今夜は久しぶりにある友人と飲みに行くことになっている。金曜日にお酒を呑みに出かけるのも久しぶりだ。彼とは今まで関わったプロジェクトの中でワースト2な苦労をした中で知り合った。マスヲはその当時勤めていた会社を退職して今の会社に転職したので、そのプロジェクトからは途中で抜けたのだが、彼はほぼ最後までそのプロジェクトに関わりきった胆力のある人だ。

 プロジェクトが始まった当初、マスヲは大阪から東京とプロジェクトの都合で作業場所を変えたが彼はマスヲが大阪で作業をしていたころから名古屋で仕事をしていた。
 仕事上の連絡はこの業界ではごく普通のEメールを使っていたので、電話で話すこともなく面識もほとんどなかった。彼はマスヲからのメールだけを見ていたときは印象がすこぶる良かったらしい。
 マスヲもやがて名古屋で作業をすることになり、彼と初めて顔を会わすことになったがマスヲは彼に対してそれほど違和感はなかった。毎日のようにランチも2人で出かけていた。

 今から5年ほど前のある時、彼とお酒を飲んでいた。酒の肴にマスヲに対して言い出した。淡泊さんは下衆ですね、いい意味で下衆過ぎる、と。
下衆と言ってくれたのは今までで彼ただ1人だけだ。しかも、いい意味でという枕詞までつけてくれたのだ。
その当時はまだスプリングセンテンスなどの言葉も出回ってなかったので、彼とマスヲの方が下衆という言葉を先取りしたことになる。

 マスヲは仕事で関わった人との飲み会では、仕事の話はほとんどしないし仕事の方向に話題が近づこうとするとわざと話を脱線させる。
 そういうときに話題をHな方向に振っていけば必然的に仕事関係の話から遠ざかるので、彼はそのことに感づいていて、そう言ってくれたのかもしれないと自分に都合のいいように今は考えている。

 マスヲは知人や友人などに様々な修飾語で評されてきた。
 今まで下衆と同じように一回しか無いのは、つまらないと言われたことだ。
つまらないと言ってくれた人は仕事上で知り合ったマスヲが嫌いで関わりたくなかった人物なので、ある意味彼の前では違う自分を演じ切ったと言えるかもしれない。

 面白いとか変わっているとかは言われ尽くしてきたが、最近言われなくなってきたのはうるさいという批評だ。
 前までは仕事中でもよくうるさいと注意されたのがこの頃では懐かしいが、仕事柄それくらいが本当は普通なのだろう。