淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

サヨナラⓀ

 9月も今日で終わる。今年度も半分が経過し、今年も残り1/4となった。雲が少ない秋の夕暮がより感傷的にさせやすいのかもしれないが、自分の暮らしのなかからあるブランドが消滅していく日が近づいている。
 そのブランドはコンビニエンスストアサークルK

 マスヲが住んでいる中部地方では店舗数は他のコンビニに比べれば圧倒的だった。最近でこそセブンイレブンの出店が目立ってきたが、学生のころからコンビニと言えばサークルKを連想することが多かったし、マスヲが実家住まいのころに一番近くのコンビニも、今の自宅から一番最寄りなコンビニもサークルKだった。

 マスヲは自分のことをポイント将軍*1と自称しているが、ここ数年は楽天ポイントをRポイントカードで買い物ができることもありがたかった。だが、それも今日の24時で終わってしまう。

 ユニーグループとファミリーマートが商社の意図により、合併してしまうことをニュースで知ったときに、サークルKの看板が無くなるのがわかってはいたが、なかなか実感はわかなかった。
 だが、街中や家の近所にあったサークルKの看板がだんだんと緑の看板に代わっていくのを見ると寂しさを感じずにはいられなかった。

 マスヲでもそうなのだから、今の30代以下の人たちには産まれた時からコンビニがあるのが当たり前の暮らしのはずだ。この地方で産まれ育った若者はマスヲよりもより感傷的になっている人たちも多いのではないだろうか。
思い出深かったり何でもないような記憶もより多く抱いているかもしれない。
 コンビニをテーマで扱った小説が芥川賞を受賞するような世の中なのだから。

 マスヲが競馬に夢中になっていたころに競馬新聞を良く買いに行っていたのもサークルKだった。
 20代のころのある週末にいつものようにサークルKに競馬新聞を買いに行くと、良く顔を知っている若い女の子がレジに立っていた。
 彼女はマスヲの実家の隣に住んでいるご息女だった。彼女は家族にマスヲがバイト先のコンビニで新聞を買いに来たと話したらしい。競馬新聞ではなく新聞としか言わなかったようだ。
 その話が彼女の家族からマスヲの家族になんでもない話題のひとつとして伝わったわけだ。
 なんとなく優しい女性だと思っていたが、この件以来より彼女の印象は良くなっていった。
 そんな彼女も今はもう結婚して、子供もいるようだが自分の家族にも彼女らしい優しいアドリブで接していることだろう。

*1:ポイントに非常に精通している友人がおり、マスヲは彼をポイントキングと崇めているためにマスヲは彼の一番弟子と自覚してポイント将軍を自称している