淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

愛知県民として恥ずかしい

 現職愛知県知事、大村秀章。似顔絵が描きやすそうな漫画チックな外見だが、彼の生き様もまるでコメディーだ。

 マスヲが彼を知ったのは厚生労働副大臣を務めていたときだ。地元愛知県選出の代議士だということもそのころに知った。あるテレビの討論番組で他のコメンテーターや政治家たちと並んで映っていたが、言っている言葉がなんとなく歯切れが悪いと思って見ていた。典型的な自民党の駄目な代議士のひとりくらいの認識しかなかった。

 次に彼の名前を聞いた時にはびっくりした。彼が現在も名古屋市長である河村たかしからの要請を受けて、2011年に愛知県知事として立候補したのだ。しかも、衆議院議員を辞職するだけでなく自民党も離党して。河村たかしも好きではないが、そんな男にそそのかされてその気になるなんて、なんて小さい男だろうと思った。河村たかしの方がまだ器は大きいと思うがそんな彼が名古屋市長で器の小さい方の大村秀章が愛知県知事を務めているのもなんだかおかしい。

 当初、仲の良かったように見えた2人の間にも、すぐに隙間風が吹くことになる。中京都構想案のズレや河村市長に相談もなく中京維新の会を設立したからだ。
 河村たかしに近づいたかと思えば今度は橋本徹大阪市長に寄り添い出す。政治家に必要なのはリアリズムだけだという言葉もあるが、彼のあまりにも無節操な信念の無さに呆れはじめたのもこのころだ。
 マスヲは強い信念を持った人間なんて好きではないし、信念やポリシーと言った言葉を軽々しく、しかも熱く語る人とは距離を取りたいと最近は考えているほどなのに。

 そんな右往左往する男、大村秀章を愛知県民は2015年の愛知県知事選挙でも信任してしまう。もっともこのときの選挙の対立候補共産党が推薦する候補が1人いるだけだったのだが、投票率を見ると34.93%で県民の信託が充分にあったとは思えない。
 そんな2期目の最中に彼らしい、しかも彼の人生で最大の喜劇が起きることになる。

 先日、テレビや新聞で今をときめく東京都知事でもあり、希望の党の党首でもある小池百合子松井一郎大阪府知事とともに3ショットに収まっていた。しかもセンターで目立っていた。3人でじゃんけんでもして勝ったのだろうか。
 その後の流れは希望の党の顧問に就任、内定に修正されて、しかも最後は党事務局のミスだったと希望の党の顧問内定も取り消されてしまう。
 もう、ここまで笑わせてくれたら一流の喜劇役者だろう。ただ、彼を知事にした愛知県民も他県民から馬鹿にされているのかもしれないが…。