淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

お久しぶりねとさようなら

 昨夜、飲みに行った帰りに自宅から最寄りの駅前でアネゴにばったり出会った。彼女が副業先を辞めてからは顔をあわせてなかったので、5か月ぶりに会話をしたことになる。
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 副業先でアネゴを見かけた人たちは老け込んだと言っていたが、夜のせいか自分が酔っていたせいか皆が口にしていたほどではないと話しながら感じていた。
 こちらがお酒のせいで陽気だったこともあってか、彼女も幾分明るく見えた。
 彼女は副業先を辞めたことにより、3つの職場を掛け持ちしているようで大変ではあるかもしれないが、彼女なりに納得して新しい道を進んでいるようだ。
 かつて一緒に働いた人間でも彼女のようにきちんと挨拶をしてくれる人が普通だと思っていたが、最近は彼女のような人が少なくなっている気がしてならない。特に自分が正業としているIT業界の人間は。

 今朝、出勤するとちょっとした変化があった。今の現場で一番気になっていた女性が別の部屋に引っ越すことになった。
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 引っ越しとはいっても何となく彼女がこのプロジェクトから離任するのではないかと思っていると、意外な人物も同じように感じていたのにはびっくりした。その人物はマスヲの隣に座っている、『串 勝男』だった。
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 彼女が片づけをしている様子をセンチメンタルな眼差しで見ながら、次のように呟いたのだ。「名前も知らない、話したこともない」と。出来が悪くて恥ずかしいポエムのように。

 彼は今日1日、普段よりなんとなく物静かだったような気もするし、何よりびっくりしたのは串カツどころか間食を一切しなかったことだ。
 彼なりに何かセンチメンタルになる理由があるのだろうか。もちろんマスヲにはわからないし、彼の心情には興味はない。

 初めは彼と女性のタイプが被ったことが何となく気になっていたが、今は違う感情を抱いている。彼女は誰が見てもきっと魅力的な女性なのだろうと。
 マスヲは仕事上で接点があったために彼女と会話したこともあったし、仕事そっちのけで座席表をしっかりチェックしているので、彼女の名前も知っている。
 だが、彼女は『串 勝男』やマスヲの名前を知っていたのだろうか。知っていたとしたら、どこかで再開した時には、挨拶してくれるのだろうか。
 先にこちらが彼女を見かけたら声をかけるだろうが、その時に無視をされたり、彼女の記憶に残っていなかったとしたらと考えると、なんとなく切ない。