淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

自分が筋を通せてないからこそ公人には筋を通して欲しい

 今朝、自宅から最寄りの駅前で衆議院選挙の立候補者が通勤者に向かって演説していた。ビールケースを逆さまにした台に乗って。もちろん、身長が低いからだけではないだろう。テレビなどでは見たことがあったがそんな演出をしなければならないほどの状況なのだろうか。
 彼の名前は古川元久。元大蔵官僚でこれまでに衆議院議員として愛知2区で当選7回を数える。民主党の結党から参加していたのにも関わらず、今回の選挙では希望の党からの公認で立候補した。

 間接民主制である以上、立候補者の中からしか選択できないために消去法でしか有権者は投票できない。
 彼の経歴には気になる点が多々あるが、消去法による選択で過去には何度か投票したことがあった。

 演説中にビラを配っていた男性が秘書なのかボランティアなのかわからないが、自分の思いをはっきりと伝えた。
 枝野幸男氏に着いて立憲民主党に参加するか、無所属での立候補なら投票したが、希望の党に参加したことには失望したので今回の選挙では投票しないということを。本人にも伝えてもらうことも一言付け加えた。

 その後、彼のblogを見たら今回の立候補について悩んだことが書いてある。無所属での立候補も考えたと。だが、政権可能な二大政党制実現のために、今回の選択をしたと説明しているが、マスヲにはすんなりと落ちてこなかった。
政権交代可能な二大政党制実現のために|古川元久オフィシャルブログ Powered by Ameba

 現状の選挙制度では政権がスムーズに交代できるような二大政党制が相応しいのは理解できる。だが、それはあくまで有権者から負託された希望を実現するためのひとつの手段であって絶対ではないはずだ。
 小池都知事たちと彼は政治信条や理想がかけ離れていないのだろうか。だったら、それは世間で言われるような野合であって自分から見たら筋が通っているようには見えない。

 ビールケースの台を使ってドブ板選挙を演出するようなことを考える暇があるならば、今からでも希望の党からの離脱を考え直すようなことはないのだろうか。
 このようなパフォーマンスで彼は8度目の当選をすることができるのだろうか。
 今のところ自民、公明の政権与党が優勢とマスコミは伝えているが、選挙は水物とはいうがはたして有権者の選択はどうなるのだろうか。

 最後に彼の経歴で気になっている点を記述しておく。食肉大手「フジチク」などから政治資金などを供与されていることが明らかになっている。詳細は以下のリンク先を参照して欲しい。
牛肉偽装事件のフジチク側/古川・民主党議員に820万円