淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

自分に合っているという誘惑の言葉

 通院している接骨院で靴の話題が良く取り上げられる。自分の体にあっている靴を選ぶと体に負担がかからないために足の痛み、腰痛、背中や肩こりなどにも良い影響があるというのだ。
 女性の通院者の方がそのことを良く指摘されているが、院長曰く自分にあっている靴を探すのは本当に難しいそうだ。ある患者が掘り下げた質問をしても院長の返答が自分にとってもヒントにはあまりなっていなかった。

 それでも、最近は自分の歩き方や座り方を今通っている接骨院の院長に出会う前よりは意識するようになったし、靴にも気を使いはじめた。値段に関わらず何足か新しい靴を試しているがイマイチ自分にあっているという感じのものは見つかっていない。

 今の現場近くに足の形や歩き方から自分にあった靴をセレクトしてくれるショップがあることを最近知ったので、今日の昼休みに顔を出してみた。
 店員と少し話をしただけで、靴を選んでもらうのにはそれなりの時間がかかることだけはわかったので、仕事後に再度訪れることにした。

 お店の営業時間が19時までなので、定時ダッシュでオフィスを出た。昼に接客してくれた女性店員が再度接客してくれた。
 最初に足形を取ってもらったのだが、全体的な大きさを測定するだけではなく、立っているときに足の裏のどの部分に体重がかかっているかなども計測される。
 自分の体重のかかり方はそれほど悪くはないようだが、歩き方を見てもらうと幾分体重が外側に流れるらしい。

 その後、靴を選んでもらった。ビジネス用の靴を2足とスニーカーを1足履かせてもらった。スニーカーの値段は1万円ほどだったが、ビジネス用の靴はどちらも3万5千円前後だった。色合いとデザインで選んで1足購入することにしたが、取り寄せになるので納品されたら連絡をもらえるとのことだった。在庫があれば今週末までには連絡があるそうだ。ドイツ製の商品なので国内に在庫がなければそれなりに時間がかかるかもしれない。

 元来、自分の物欲は強く無いと思っていたが最近は健康に関係しているものには敏感になってきた。
数年くらい前から安眠のためにオーダー枕を作りたいと長い間考えていたくらいだ。自分に合った物、自分にぴったりという言葉の誘惑には弱い。
 だが、自分に合っていることに気がつかないで過ごしていたり、取り逃がしてしまったりすることも多いのかもしれないが、それもまた人生だという気もしてくる。