淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

ポッキーの日の夜に

 昨日は11月11日、ポッキーの日だ。ポッキーは嫌いではないが自分で買って食べることは少ないし、ポッキーの日を意識して買って食べたのは初めてだった。
 食べた場所はたまに遊びに行くガールズバーだ。昨日は、その店のママの誕生日だったからだ。

 彼女と知り合ってから5年ほどたつが、今年は例年以上に世話になったと思っている。彼女と知り合ってから5年ほどたつが、今年は例年以上に世話になったと思う。自分の今年の誕生日を思い出深く過ごせたことも彼女のおかげもあったし、何より自分が小説を15年ぶりに書きだすことができたきっかけにもなっている。
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 以前、彼女が花をプレゼントされるならカスミソウが欲しいと言っていたので、今年は特別にカスミソウの花束をプレゼントさせてもらった。
 バラの花束ほどではないがカスミソウの花束も目立ちやすいため、近所や最寄りの駅でまわりの目が気になったし、知っている人間にも会いたくなかった。照れ臭かったからだ。
 ママが働いている店に行くときに他の店の女性スタッフとエレベータで2人になったのだが、エレベータ内でその女性にプレゼントかを聞かれたがやはり照れ臭かった。

 遊びに行く店では酔っぱらいにふさわしい、くだけた話題をすることが多いのだが、ママは割と本を読むのが好きなようで、たまに小説などの話題をすることもある。又吉直樹が書いた火花を彼女に勧められたので読んでみると自分が考えていた以上に印象に残る作品だった。その読後感について話したこともあった。

 自分が入店すると他のお客も1人での来店者ばかりだった。当たり前のようにママの誕生日をお祝いに来ていた。自分が座った後もしばらくは1人客が続き、カウンターのスツール全てがあっという間に埋まってしまった。
 自分の左隣りの客は23歳の自衛官で、丸坊主。そんな髪型でヘアー用品の美容電化製品をママにプレゼントしていた。
 坊主刈りで買いに行った時の店員の目が痛かったことを自虐ネタにして周りを和ませていた。
 それがきっかけとなり、彼とも時折会話もした。23歳の青年と45歳のオッサンが肩を並べ、グラスを傾けながら30代のママの誕生日を一緒に祝う夜が過ぎて行く。


 しばらくすると何人かの常連がシャンパンをお祝いに開けだした。そのうちの1人の客はたまに見かけるのだが、いつも派手に飲んでいる。歳は自分とそんなに変わらないように見えるのだが、仕事は何をしているのだろう。
 しばらくすると彼は席をたったが、入れ替わりに2人組の客と3人組みの客がそれぞれ来店したので、ボックス席も賑やかになってきた。

 終電近くなったので、隣の青年よりも先に帰宅した。帰りの電車で気が着いた。今夜彼女にある自慢話を聞いてもらいたかったのだが、話すのを忘れていたことを。
 年内に一度は遊びに行くと思うのでその時にでも聞いてもらうことにしよう。