淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

下衆不倫へまっしぐら?

 今日は朝からきれいな快晴。そんな空の下を筋肉痛と戦いながら自転車のペダルを漕いでいく。副業先のラーメン屋まで。立ちこぎで急げば自宅からは10分もかからない距離だ。
 空気は少し冷たいが目覚めのためのサイクリングには程よい距離だ。シフトの始まる9時に間に合うように自転車を走らせた。

 店に着いて朝番シフトの社員といつもペアを組んでいるパート女性に挨拶をすませてタイムカードを押すといつもの話題が始まった。
 店の責任者、マコちゃんと中国人女性との下世話な話題が。中国人女性のことをこれからは便宜上、毛さん(仮名)と呼ぶことにする。中華人民共和国の建国者の同じ名前にするのは仮名であっても中国人の彼女にとっては光栄なことだろう。

 先週まではマコちゃんが毛さんに対する一方的な恋慕だと皆が思っていたようだ。だが、今日の皆の雑談の中から2人の心理を分析すると、毛さんもマコちゃんに少しずつ惹かれはじめているのではないかという話になった。

 彼女と一緒に働いたことがある人間はあるセリフを何度も聞かされるらしい。その口癖とは「店長さんかっこいい*1」だ。
 マコちゃんが麺の湯切りをしている姿や、餃子を包んでいる作業などを見ると彼女はそのセリフを連呼するらしい。彼女と一緒に働いている人の中にはそのセリフに同意を求められたこともあるらしいが、正直返答に困ったそうだ。

 彼女から自分が同意を求められたら、おそらくこう答えるだろう。「彼は店長じゃないから」、と。
 実際、自分も店で働きはじめたころは彼のことを店長だと勘違いしていた。ところが彼は店の責任者でもなかったのだ。そのことを理由に店長と呼ぶのを辞めて欲しいと彼は自分に依頼してきたのだ。

 それから月日は流れて彼は出世した。店長には成れていないが店の責任者であるチーフというポジションに。
 だが、自分は彼を責任者と認めていないのでチーフと呼んだことは一度もないし、彼が責任者として相応しい振舞いを見せるまではそう呼ばないと決めている。
 ちなみに、店の従業員の中に自分と同じように彼のことをチーフと呼ばない人間が1人だけいる。

 自分には店長と呼ばないで欲しいと言ったマコちゃんの謙虚な気持ちは何処に行ってしまったのだろう。恋をすると人が変わってしまうのは良くあることだとは思うのだが、中年同士のキモワル関係は何処まで発展するのだろう? 行き着くところまで逝ってしまうのだろうか。
 補足だが2人とも既婚者同士だ。

*1:彼女のイントネーションだと店長の部分だけ早口だ。テンチョウサンカッコウイイ