淡白マスヲのたんぱく宣言

淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で毎日書くので気楽に読んでください。

日越友好スキー

 今日も鷲ヶ岳スキー場に出かけた。3週連続で今シーズン3回目。だが、今日は1人ではなく、7人で出かけた。
 友人1人以外は全てベトナム人。しかも、彼らは南国の出身者らしく、スキーをしたことが全くないと聞いていた。
 前もって友人から、彼らに軽くスキーを教えて欲しいともお願いされていた。
 正直言って自分のスキーレベルでは人に教えるなんておこがましいと思っていたが、諸所の事情のためにそうなってしまった。

 自分もそれなりに覚悟を決めて、準備を進めた。自分の車は4人乗りなので、8人乗りの車をレンタカーで借りられるように手配した。車種はトヨタヴェルファイア。今まで運転した自家用車の中で一番大きなサイズだった。

 当日、レンタカーショップで運転席に座ると自分が考えていたよりも車幅も車長も大きい。
 目の前の国道に出て、おそるおそるアクセルを踏み込んだ。
 集合場所はJR岐阜駅の南口。慣れない車の運転のせいか集合時間に10分ほど遅れて、到着が6時40分になった。

 南口のロータリーに車を停めてまわりを見ると、メンバーらしき人たちが見当たらない。友人に電話をしても、呼び出すことはできるが電話にでなかった。
 しばらく途方に暮れていると、友人から折り返しがあった。寝坊したらしく、寝起きのようだった。

 彼によるとベトナム人の5人はもうすでに集合しているとのこと。友人が彼らのリーダーに連絡を取ってくれて、自分を探すように促してくれたので何とか合流できた。
 今日はここ数日の中では暖かい日だったとは思うが、それでも早朝だったので寒かったのだろう。車に乗り込むとすぐに車内が暑く感じると彼らは口にした。

 6人で寝坊した友人を迎えに行った。彼の自宅は一宮の北部なのだが、その辺りの土地勘は自分にほとんどない。
 彼を含めて一宮には自分の友人が3人住んでいるのにも関わらず。
 何とか友人と合流することが出来た。彼が寝坊したのは誤算だったが、慣れない車で市街地を懸命に走ったおかげでいつの間にか大きな車の運転にも慣れていた。

 友人をピックアウトすると、コンビニなどの寄り道もしないで一目散にゲレンデに向かった。今日も高速道路は考えていたよりも空いていたので、9時前にはゲレンデの駐車場に着くことができた。

 高速道路を走っている途中から雪が見えてくると、南国出身の彼らのテンションが上がっている様子が伝わってきた。スマフォで写真を撮影する時に聞こえるシャッター音が時折聞こえた。

 彼らはスキーが初めてだったこともあったが、やはり一度に5人の外国人にスキーを教えることは難しかった。
 今までに自分の娘や、友人の子供に教えたことが何度かあったが、言葉は通じるし1対1だったのでそれなりに何とかなっていたと思う。
 だが、正直に言って今回は彼らに申し訳なかったと思う。彼らにもう少しだけでも、スキーの技術はともかくスキーの楽しさと魅力を伝えたかったのだが、自分の力不足を痛感した。

 人は教え上手か教わり上手に別れると言われるが、自分にとってスキーはどちらも得意ではないことがわかった。
 結局、お昼休憩を挟んで彼らはリフトに乗らずにゲレンデの麓に残ることになり、自分と友人の2人だけでリフトに乗ることになった。
 彼もベトナム人ほどではないが暖かい地方の産まれで、九州男児。スキーはあまり経験が無いと聞いていた。
 そんな彼とクワッドリフト1本を乗り、何とか麓まで2人で降りてくることが出来た。

 鷲ヶ岳スキー場を含めて奥美濃のスキー場ではいつも気になることがある。ゲレンデが割と混雑していることと、ボーダーがコースの真ん中などに座るなどのマナーの悪さ。
 そして、一番気になるのがスキーヤーもボーダーも自分の技量にあっていない滑走をしていることだ。コース選択もそうだが、自分の技量を超えたスピードで滑っている人が多い。
 今日もパトロールの出動を見かけたが、危ないと感じるスキーヤーとボーダーの数を考えるとパトロールの出動が少なく感じるくらいだ。

 友人が麓まで降りてくると、疲れたので休憩すると言った。
 今日は1人で1度も滑っていなかったので、1回だけ滑走することにした。クワッドリフトを乗り継いでゲレンデトップから。
 今日は朝から曇っていたが、リフトで標高が上がるにつれてガスがかかり始めた。ゲレンデトップまで行くと麓と視界の距離が全く違ったがスピードを抑えて滑れば問題ないくらいの視界は確保できだ。
 ゲレンデ上部は人が少ないせいもあり、好きなコース取りでスキーを走らせることができた。

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今日の鷲ヶ岳スキー場は朝から曇っていた。
 自分が一本降りてきたところで、帰ることにした。ベトナム人たちは帰りに温泉に入りたがったので、『美人の湯しろとり』に立ち寄った。
 湯船に浸かりながら彼らに聞くと、ベトナムには温泉は無いそうだ。

 彼らを岐阜市内の繁華街で降ろして解散になった。1人でレンタカーを返却する道中で思った。彼らにとって楽しい休日の1日になっていればいいけれど、と。

 レンタカーショップに着いて、車の返却をしようと窓口に着くと店員が笑顔で感じの良い対応をしてくれた。レンタカーの受付と返却を女性が対応してくれたのは初めての経験だった。そんな彼女は長い1日の中で会った女性の中で1番魅力的だった。