淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

クリスマスカードを買いに

 今日は朝から冴えていた。集中できたおかげか、仕事が気分よく片付いていく。朝立てた計画よりもかなり早く作業が進んだせいで、定時前には手持ち無沙汰になってしまったくらいだ。
 昨日の休みが気分転換になってリラックスできたせいかもしれない。

 夕礼が終わるとオフィスを飛び出した。あるものを買いに行くために。向かった先は東急ハンズ
 クリスマスプレゼントとしてスキー場のシーズン券を娘に贈るつもりだが、裸のままだとあまりにも味気ない。シーズン券は、証明写真が貼ってあるラミネート加工してあるカード1枚だからだ。
 クリスマスカードと一緒に渡せば雰囲気が出るし、娘もより喜んでくれると思ったからだ。

 ハンズのカード売場に行くと年賀状が目立っていた。反対にクリスマスカードは目立たない場所に陳列してある。品切れの商品もいくつかあった。クリスマスイブの3日前ならば仕方ないだろう。
 ところでクリスマスカードはどういう人が買い求めるのだろうか。まさか、買ったまま誰にもプレゼントしないということはないだろう。買った人たちは誰に送るのだろうか。

 迷いながらも娘に贈るクリスマスカードを買った。いくつかあった種類の中でディズニーのキャラクターが描かれているカードを選んだ。
 カードの他にあるパーティグッズの帽子も購入した。トナカイの角をあしらっていて、頭に着けて娘にプレゼントを渡せば笑ってくれることを期待して。

 帰宅中に早速妻にメールを送った。内容は娘にクリスマスプレゼントを渡すためのアポを取るためだ。
 娘に会うために妻の実家をサプライズ的に訪れると、彼女の機嫌が悪くなる。あとで必ずそのことを咎めるようなメールが妻から来るのだ。

 しばらくすると返事があった。今日は体調が悪いので、すぐに寝るから遠慮してほしいとのことだった。いつなら大丈夫かなどの追伸は今のところは無い。
 クリスマスイブまでに娘にプレゼント出来たら嬉しいのだが、どうだろう。

 明日は第4金曜日。プレミアムフライデーはすっかり忘れられ死後になっている。
 そんな月末の金曜日も、自分にとっては小さなボランティアを続けている日だ。そのボランティアとは町内の夜回りだ。そのために娘がいる妻の実家を訪れる時間を作るのは難しい。
 自分が寒い夜空の下、拍子木を打ち鳴らして歩いている時に娘は何を思って何をしているのだろうか。