淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

大人の社会見学

 昨夜、少し変わったイベントに参加してきた。岐阜の柳ケ瀬で開催された大人の社会見学に。柳ケ瀬の町おこしの一環で様々なテーマで不定期に開催されているらしい。
 今回は沖縄の食文化と泡盛がテーマだった。開催されたお店は柳ケ瀬商店街にある沖縄居酒屋。沖縄の首里にある瑞穂酒造も協賛していた。参加費はひとり2000円。

 岐阜駅前の北側に広がる玉宮町から柳ケ瀬には、年に何回かはお酒を飲みに足を運んでいる。美味しい料理を出すだけでなく、雰囲気の良い店も多いからだ。
 社会見学の会場となった沖縄居酒屋でも、今までに何度かオリオンビールなどを嗜んだことがあった。

 社会見学は19時30分から。誘ってくれた友人と自分が開始時間の数分前に教室に着くと、参加者はほぼ全員揃っていた。他の参加者は自分と違い勉強熱心なようだ。
 その中には昨年一緒にスキーに出かけたベトナム人も2人居た。
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 最近、彼らは帰郷したようで、ベトナム土産を自分にプレゼントしてくれた。ちょっとした心意気が憎い。

 最初に瑞穂酒造の営業スタッフが泡盛の概論を語ってくれた。彼によると泡盛は米で作られた蒸留酒であること。原料米は長粒種で作られることが多いようで、今は主にタイ米の割合が高いこと。一般的な泡盛のアルコール度数は25度から30度くらいが多いこと。糖質がゼロのため、嗜む程度であれば身体にも良いということも付け加えて説明してくれた。

 彼のレクチャが終わるころには参加者それぞれの前に沖縄料理が3点並んでいた。居酒屋のスタッフの手によって。
 3品はそれぞれミミガー、島らっきょうと豆腐用。ミミガーはともかく、豆腐用も初めて口にする。テーブルに置かれただけで独特な匂いが鼻につきはじめた。
 全員に泡盛が配られて、いよいよ泡盛の試飲が始まった。社会見学なのに乾杯をして。

 かなりむかし、泡盛を飲んだことがあったがその時の印象は良くなかったので、それからはずっと距離ができてしまっていた。
 だが、昨夜全部で5銘柄を試飲させてもらったが、それぞれに個性を感じただけでなく味わい深く、泡盛との距離感がグッと縮まった。自分の味覚が変わったのだろうか。

 また、沖縄食文化への理解も深まった。匂いが気になった豆腐用も一口食べてみるとチーズみたいで、それなりに食べることが出来た。苦手な参加者の分も食べたほどだ。
 山羊の刺身やオジサンの刺身も食べたがどちらも美味しかった。山羊を食べたのはベトナムに旅行して以来なので、10年ぶりくらいだろう。

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オジサンの刺身。南国の魚は美味しくないと聞いていたが結構イケた。
 社会見学の時間はすぐに過ぎてしまった。勉強の後は柳ケ瀬の違う店に河岸を変えて飲んでいたら、終電ギリギリになってしまった。
 楽しい夜はいつもあっという間に更けていく。