淡白マスヲのたんぱく宣言 

40歳過ぎのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で毎日書くので気楽に読んでください。

ウエアを忘れてしまったが

 先週に続いて今日もホームの野麦峠スキー場に出かけた。途中で最近買った新しいスノーウエアを忘れたことに気がついたが、取りに戻ることはしなかった。
 今日は知人の子供にスキーを教えることになっていて、時間の約束をしていたからだ。朝もしっかりと起床したので9時前には着替えてゲレンデに立っていた。

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パノラマゲレンデ。木曜日の雨の影響はあまり感じなかったが、日中は春っぽいコンディションになってきた。
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朝一のユリワリコース。朝はコブが重い新雪が被って滑りにくかったが、午後に訪れたら滑りやすく変わっていた。
 知人は自分がバッジテストの2級に合格したことを聞きつけて自分に依頼したようだった。
 2級ごときのスキーヤーが人の子供にスキーを教えるなんておこがましいと、自分は思う。一度は丁寧に断ったのだが、相手から強く依頼されたので、受けることになってしまった。
 その代わりにひとつだけ条件を相手に飲んでもらうことにした。

 元々自分はスペシャリスト志向。餅は餅屋だと思っているので、事前にスキースクールに最低でも半日は入校してもらうことをお願いしたのだ。
 道具の扱い方や歩き方などの基本動作などは素人よりもプロから教授してもらう方があきらかにメリットが高いことも、最近の経験でわかったからだ。

 彼の子供は小学校1年生の男子。自分の娘を含めて女の子を教えた経験はあったが、男の子を教えるのは初めてだった。
 両親はリフトの乗り降りを心配していたが、リフトの降り方を子供に教えるのは得意。男の子もリフトを降りるときに転ばなかったし、何回リフトに乗っても降りるときは危なげなかった。自分のスノーボードはえらい違いだ。

 だが、それ以外のことは苦戦した。両親がボーゲンで初心者コースくらいは降りられるようになれることを望んでいるのがなんとなく伝わってくる。
 両親はともかく、本人はどうだったのだろうか。彼がゲレンデに立った当初は恐怖心を強く持っていたのがわかった。すぐに涙目になりだしたので母親にまかせて自分と知人はゲレンデ最上部まで一緒に滑りに行ったほどだ。
 それでも彼が早めに泣きを入れたので、休憩をすることになった。

 だが、そのすぐ後だった。食事をするためにレストランに向かうときに、数メートルだったが彼が自分の意志で滑ったのだ。板は特別な形になっているわけではなかったが、とにかく滑る感覚を味わってくれた。自分はそこでとにかく褒めた。

 昼食後、抱いていた恐怖心が遠のいたせいか、彼はボーゲンで初心者コースのバンビゲレンデを降りられるようになった。それどころか初級者コースのファミリーゲレンデまでも。彼が楽しそうに滑っている姿を見たら、自分まで嬉しくなってくる。

 今日あることに気がついた。自分は他人の子供であっても距離感を近くできることを。さらに子供にスキーを教えることも下手ではないことも。
 最初にそのことに気づかせてくれたのは自分の娘。彼女とまだ一緒に滑っていないのが、今シーズンゲレンデでやり残している1番のことだ。