淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

スキー板の試乗会

 昨日と一昨日、おんたけ2240スキー場でスキー板の試乗会が催されていた。都合がつけば行きたいと思っていたが、どうしても時間が取れずに断念した。
 先日、チャオ御岳スキーリゾートで1時間ほどの時間で、3種類の板を試乗したが、他にも試してみたい板があったからだ。
 馴染みのあるゲレンデでは、今シーズンはもう試乗会が終わってしまったので、来シーズンのニューモデルを試すチャンスがないのが自分としては実に残念。

 スキーを嗜んでいる人で、試乗会に一度も参加したことが無い人がいたら是非、参加してもらいたい。
 自分のレベルや滑り方に自信がなかったり、フォームなどが我流で恥ずかしいと感じていても。気後れなんてしないでほしい。

 自分が最初に試乗会に参加したのは、今から10ほど前。初めて独りで宿泊してのスキーだった。滑った場所は北海道のニセコ
 旅の恥はかき捨て、ということわざに乗っかって参加した。その試乗会の主催は地元のスポーツ用品店。そのために、ニセコを訪れた後の数年間、遠い北海道からダイレクトメールが届いていた。

 正直、今思い返すとその時の試乗会の記憶はおぼろげだ。久しぶりの北海道、初めてのニセコでのスキーだったために、他にインパクトのある思い出が多過ぎたせいかもしれない。

 だが、そのおかげで試乗会に参加することへのハードルが下がったことは間違いない。
 20代のころに買った自分の身長よりも15センチも長い板でずっと滑っていた。
 だが、ある試乗会で自分の身長より短いカービングスキーで滑った時の驚きは忘れられない。
 試乗後、中古ではあるがオークションで今でも使用しているスキー板を手に入れた。

 自分が上級者でないと思って、試乗会への参加をためらっていても大丈夫。ある程度の規模の試乗会であれば、様々なレベルに寄り添った板が用意してあることの方が多いからだ。
 スキー板のメーカーにとっては、自社の商品を知ってもらうだけでも価値があるはずだから。気軽に試乗会の係に尋ねてみれば、不快な対応はされないはずだ。

 今シーズン、何度か一緒にゲレンデに出かけた友人がいる。その友人は別の友人からGSタイプの上級モデルの板を譲り受けて、使用していた。
 彼はまだ板を揃えて上手く滑れないレベル。板が彼のレベルにあっていないのが自分でもわかった。
 自分の板の方が軽い分だけ滑り易いはずだと考えて、彼と板を半日ほど交換した。
 すると、彼は自分のスキー板との違いに驚いていた。彼は運動神経が良いこともあるせいか、感覚も優れていることもあるかもしれないが。

 昔の試乗会は無料も多かったが、今は1000円か2000円ほどの参加費を支払うことがほとんどだ。
 お金を払っているので、購入することを前提としてなくても、気後れしなくても済むというメリットもある。
 一昨年、モーグル板で有名なメーカー『ID one』が主催する試乗会があった。その時の参加費は2000円。
 『ID one』の板のいくつかも気にいったが、試乗会参加後にメーカーのロゴ入りTシャツを記念品としてプレゼントされた。そのTシャツはお気に入りのひとつだ。