淡白マスヲのたんぱく宣言 

40歳過ぎのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で毎日書くので気楽に読んでください。

ピーヒャラピーヒャラ・お腹ポンポコリン♬

 今朝、通勤するときよりも30分ほど遅い、同じ行先の電車に乗った。
 休日ダイヤなので、平日に比べると電車の運行本数が少ないせいか、思ったよりも電車内は混雑していた。
 乗車駅まで座れると考えていたが、甘かった。自分が立っていた目の前には、10代に見えるカップルが寄り添って座っていた。2人の足元を見ると、お揃いのコンバースが並んでいた。
 男は頭にキャップ、耳にピアスをつけていた。そんな彼は彼女にもたれ掛かりながら、目を閉じていた。
 化粧っ気のない女の子は、彼を支えながら前を向いていた。

 他の乗客を見ると、スーツ姿のサラリーマンが居た。週末の土曜日なのに。
 そんな電車に、休んでいるとも働いているとも言えないような理由で乗車していた自分。会社の健康診断に向かうために。

 会社は毎年、今頃の土曜日に健診を予約してくれるが、社員の都合によって健診日を変更することは認められている。例年、自分は平日に変更していた。わざわざ、休みの日を会社の都合で潰れることに、抵抗があったからだ。
 ただ、今年は今月から新しい現場に着任したことと、健診先への連絡が何となく億劫に感じたために、変更しなかった。

 健診先近くの地下鉄の階段を昇った。久しぶりに訪れた街、新栄の雰囲気が違って見えた。ある交差点の角にあったおにぎり屋が無くなっていた。
 システムエンジニアとなって最初に勤めた会社の本社は当時、新栄にあった。そのせいか、街の変化が多少は気になるほどの思い入れがあるのかもしれない。

 はっきりとした他の変化には気がつかなかったが、漂っている空気感なども何となく違っているようにも感じた。
 それでも、健診先の建物だけは違いを感じなかった。ただ、建物内が例年よりも閑散としていただけだ。働いている職員も検診者も少なかった。

 会社側の予約日を変更しなかった一番のデメリットは、娘の運動会と重なってしまったことだ。
 逆にメリットもいくつかあった。ひとつは空いていたために待たされることが少なく、スムーズに健診が終わったこと。
 もうひとつは、久しぶりに男性の同僚に会えたことだ。正確に言うと、彼は同僚ではなく先輩だ。年齢は自分が上だが、社歴は彼の方が幾分か長いからだ。
 昨年の忘年会にも彼は姿を見せなかったので、会話をしたのは久しぶりだった。健診の待合時間の隙間に少し言葉を交わせたが、自分だけでなく彼もまだ話足りないようだったので、近々に2人で呑む約束をした。

 バリウム検査をしたので、検査後に下剤を2錠飲むこと検査技師に促された。飲んだあとに気が付いたのだが、自分はこの薬が合わないので1錠飲んでから様子を見るようにしていた。
 検査中に2回も飲んだ炭酸も相まって、お腹の違和感が帰宅途中の電車の中から始まった。帰宅してからも、なかなかスッキリしない。トイレに行きたいような行きたくないような感覚が長い間続いた。

 自分の中のゲリラが収まったのは夕方近く。そんな状態で運動会に出かけてもと、言い訳しながらこの文章を書いている。