淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

蛍狩りと白雪姫

 昨夜、友人の家族と蛍狩りに出かけた。昨日にした理由はいくつかある。自分は金曜日でも問題なかったが、友人が仕事仲間と食事をする予定だったこと。
 土曜日は地元の名古屋市内で『第10回AKB48 世界選抜総選挙』が実施されたために、夜の街に繰り出すことを避けたかったからだ。

 自分が友人宅に18:30に行くことになっていた。昨日は一日家に引きこもっていたので、10分ほどの距離を歩いて向かった。

 友人の車で美濃加茂市内の有名な蛍狩りスポットまで向かった。昨年は自分の娘と二人で行った場所だ。
 今年も誘ったのだが、予定があるからという理由で断られてしまった。娘の耳に自分の誘いが届いているのだろうか。

 道中は思っていたよりも空いていた。友人の車は3列式のワンボックスカー。
 往路は友人夫婦が運転席と助手席に、2人の子供が2列目に、自分が3列目に座った。
 友人のご子息とご息女に後ろに座って欲しいと強請られたからだ。相手の年齢に関係なく女性の依頼には弱い自分。
 ご息女がそう言ってくれたのが嬉しかったから。後ろに座った。

 車内は2列目以降のシートから、見えるような位置に液晶モニターが内装されていた。
 友人は子供たちのために、DVDを再生した。その作品は白雪姫だった。白雪姫が始まると、2人の子供が代わる代わる自分に話しかけてきた。2人とも白雪姫が好きなだけでなく、何回も見ているのだろう。
 それぞれのシーンで自分たちが思い入れのあるポイント毎に何かと話しかけてくれた。
 おかげで白雪姫のあらすじを思い出すことが出来た。そして、物語の中で初めていくつかのことが気になった。

 昨日の夕方、家の近所では風も強くTシャツだと肌寒く感じていた。風と気温のせいで、蛍の活性が落ちて鑑賞できないことを多少気にしていたが、杞憂に終わった。
 例年、このスポットに訪れているが今年は車の駐車場所に困るほどだった。毎年自分が停める場所ではない場所に友人は自分の車を駐車した。
 すると、車を降りてすぐに蛍を見ることができた。

 雨が時折ぽつりぽつりとしたが、現地に蛍を追って滞在した小1時間ほど、自分たちがずぶ濡れになることもなかったのが何よりだった。
 友人の車まで戻ってくると、スマホのアプリで歩いた距離を計測すると6000歩以上は歩いていたようだ。
 2人の子供は歩き疲れたせいか、帰りの車内では大人しかった。

 復路は友人の妻と自分が座席を入れ替わった。友人の妻はいつも朝が早いために、自分が助手席座った方が運転手の居眠り防止になると思ったからだ。

 助手席に座って友人と会話も交わしたが、それ以上に自分には気になったことがある。それは白雪姫の物語の設定だ。
 白雪姫は継母によって命を狙われた。継母の夫、つまり王様が彼女に愛情を充分に注いでいれば、継母である女王の心は荒まなかったのではないかと。
 また、何故白雪姫の父である王様は出てこなかったのかも、気になりだした。
 帰宅して自宅で独りになってからも、しばらくはそのことが気になって仕方がなかった。