淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

好きな小説の映画化に好きな女優がキャスティングされたとしても

 自分が好きな小説、平野啓一郎の『マチネの終わりに』が映画化される。しかも、ヒロインを演じるのは自分が好きな女優、石田ゆり子さん。
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 でも、駄目だ。正直に言ってこの作品のヒロイン、小峰洋子のイメージとあまりにもかけ離れているからだ。

 理由はいくつかある。小峰洋子は日本人と白人のハーフの設定。それに対して石田ゆり子の顔は日本人らしい顔立ちだと自分は思うからだ。
 また、ヒロインの職業はジャーナリストなのも、気にかかる。石田ゆり子さんからイメージし難い職業だからだ。
 彼女のファンの1人である自分。そんな自分が彼女に対して抱いているイメージが、損なわれてしまわないかと心配している。

 だが、小説の主人公である蒔野聡史を福山雅治が演じることには、びっくりしたが適役だと思う。センスの良い、40代のアコースティックギタリストを演じきれるのは、今の俳優の中では彼しかいないような気がする。
 ギターの演奏するシーンも含めて、どのような演技を見せてくれるか今から気になっている。

 作品に出てくる登場人物で、自分が好きな人物が他にも何人かいる。その中で特に誰が演じるのかが気になっているのは、三谷早苗だ。主人公の蒔野聡史のアシスタントから、結婚して妻になる女性だ。
 この作品の中では主人公とヒロインに対して、キーになる人物だからだ。

 監督は決まっているようだが、脚本は誰が手がけるか決まっていないようだ。この小説は新書で400ページもある長編なので、2時間あまりの時間で全編を映像化するのは困難だと考える。

 監督と脚本家はこの作品をどのようなイメージで捉えているのだろうか。
 作品全編の中からいくつかのシーンを切り取るのだろうか。それとも、前後編などのように2部に分割することなども、考慮しているのだろうか。
 まだ、詳細な情報が出回っていないので、ファンとしてはただただ、妄想するしかない。

 劇場公開は2019年の秋が予定されている。これから、少しずついろいろなことが決まり次第、アナウンスされるだろう。その情報に自分は一喜一憂させられるのだろう。
 劇場に足を運び、この作品をスクリーンで鑑賞するのだろうか。石田ゆり子が演じる小峰洋子に納得できるのだろうか。
 自分が大好きな女優が、いい意味で自分の期待を裏切ってくれることを今から期待しているし、期待したい。