淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

一元さんはお断り?

 今週から参加している現場は、地元の大手電力会社のシステム子会社だ。この会社で仕事をするのは、二度目。
 前回は大変気分良く働かせてもらったので、お礼に我が家で契約していた電気を他の会社に変えさせてもらった。電気代も下がったために、家計への負担も減って助かっている。
 嫌な思いをすることも、良い経験として自分なりに転化させたのだ。

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今週から働いている現場近くの交差点から眺める公園。
 仕事上で関わって嫌な思いをした会社に対しては、態度で示している。
 TOYOTAの車は一度も買ったことがないし、系列のレンタカー会社も利用したことがない。携帯も家の固定電話もNTTグループとは契約していない。

 この自分の考えを酒の席で、非難した友人がいる。友人からは、子供っぽい態度に感じたのだろう。
 だが、自分は方針を改めるつもりはない。細やかながら、関わった会社、組織への愛情だと思っている。
 大企業が外注や下請けだと思い込んで下に見ている人たちが、巡り巡って自分たちのお客でもあることを教えてあげている、優しい行為だと考えているからだ。

 今回はどんなことを自分に勉強させてくれるかと、今週の月曜日の初日からワクワクしていたら、早速期待に答えてくれた。昨日、相手会社のプロパー社員が。
 彼が所属している会社で以前、働いたことがあるかを尋ねられたので、自分が参加したあるプロジェクト名を答えた。
 すると、こと細かなことを彼が納得するまで聞いてきたのだ。一元さんでないと、おたくの会社で働く資格が無いのかと、言いたくなるぐらいに。
 自分が所属する組織を愛するのは勝手だが、仕事上で付き合う相手がどう思っているか、もう少し考える想像力はないのだろうか。

 そんな彼は、この業界を体現したような人間だ。小太りの中年で(自分もメタポだが)、眼鏡をかけ(自分も酷い近眼)、コミュニケーションを取るのに問題があり、女性にもモテそうもない(他人のことを言えるのか、マスヲ)。
 しかも、愛想もなく無機的で公務員的な対応だ。おせっかいだとは思うが、彼の人生の楽しみは、なんだろう?
 職場で外注にちょっかいをかけて、自己肯定感を高めることを自分は真っ先に想像するが。

 ちなみに、今回の仕事では原子力発電関連のシステムに関わっている。仕事はなかなか選べないのがサラリーマンの定めとはいえ、なかなかの皮肉だ。
 むかしから、原子力発電に自分は懐疑的だからだ。

 今度の現場は久しぶりに自分の歓迎会をしてくれるようだ。プロパー社員とは、彼を含めて気が合いそうもないので、口が滑らないように隅で大人しくしているつもりだ。
 だが、40年以上も自分と向き合っているので、それなりに自身のことも知っているので、いささか不安でもある。
 酒での失敗は、よくある話とはいうものの。