淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

盆施餓鬼とバーベキュー

 今日は菩提寺の盆施餓鬼。仕事をそのために休んだ。
 毎年のことなのだが、現場で盆施餓鬼のために休みたいとこちらが説明したあとの、相手のリアクションには慣れてきた。大体の場合、ぽかんとされるからだ。
 どうやら、施餓鬼*1というものが世間一般に浸透していないからだろう。
 我が家の宗派は禅宗。施餓鬼はあるが禅宗以外の宗派にはそのような習慣はないのだろうか。

 施餓鬼は家族で菩提寺にお参りすることが、相応しいので、今年は妻の了承を得て娘を誘った。
 朝の9時過ぎに、妻の実家まで迎えに行くと今朝は6時に起きたという。夏休み中の毎金曜日は朝の7時30分から、塾に通っていると、娘は教えてくれた。

 妻の実家を後にして、自分の実家へ車で向かった。
 実家で母親と弟と合流して、菩提寺で施餓鬼のお参りした。
 昼食は、娘の希望で中華料理店にでかけた。母親と弟はうなぎ屋に行きたかったようだったが。
 そういえば、昨年の施餓鬼の日の昼食は3人でうなぎを食べた記憶がある。
 自分は久しぶりに昼からビールを呑んだのだが、実に美味しく感じたし、中瓶一本で充分に満足できた。娘の顔を見ながら呑んだせいかもしれない。

 昼食後はのんびりと自分の実家で過ごした。自分と弟は午睡を楽しみ、娘は母親となんでもないテレビ番組を見ながら、会話を楽しんでいた。
 目が覚めると娘に、あることを提案した。今夜雨が降らなければ、バーベキューをしないかと。
 娘は喜んで同意してくれた。どうやら今までにバーベキューをしたことがないらしい。

 妻との約束で娘を20時過ぎには帰宅させる約束をしているので、バーベキューを楽しむ時間を増やすには、始める時間を早めるしか方法はない。
 バーベキューの準備を早くするために、自分は先に独りで帰宅した。
 途中で肉と飲み物を買いながら。

 帰宅すると、物置に収納してあるバーベキューコンロを庭に出した。
 肉などを焼くための網と鉄板を洗ってから、乾燥させるために、玄関先に立てかけた。
 コンロで炭に火を起こしかけていると、母親の運転する車に乗って、娘もやってきた。

 残っていた炭を使用したために、なかなか炭に火が着かなかったり、雨が突然ぱらついたりしたものの、娘の初めてのバーベキューは無事に終わった。
 肉の他にも大アサリなどやウインナーも用意したが、大アサリは気にいってもらえたようだ。

 妻の実家まで送っていくタクシーの中で、娘は言ってくれた。今日一番楽しかったことは、バーベキューだったと。
 ただ、彼女にはこだわりがあるらしく、串に刺した肉などを次のバーベキューの時には焼きたいそうだ。出来れば自分で串に刺したものを。
 今日は、土砂降りの雨が降らなくてよかった。バーベキューをするのには、少し蒸し暑い夕方ではあったが。

*1:法会(ほうえ)の一つ。飢え苦しむ生類(しょうるい)や弔う者のない死者の霊に、飲食物を供えて経を読む供養(くよう)。