淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

味噌太郎のランチは?

 今日は久しぶりに朝から青空が広がった。秋らしい快晴だった。
 こんな日は外の景色を見ながらランチを食べるのが一番。何日かぶりに、家から食事を持参した。簡単ではあるが、自分で用意したものを。現場近くの公園で食べるために。

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枝の隙間から見える秋の青空
 オフィスの冷蔵庫に、マイマヨネーズをキープしている。今日のように隣の公園で食事をする際には、サラダを用意してくることが多いからだ。
 冷蔵庫に保管するものには名前を書くルールになっているので自分も従っているし、実際役に立っている。
 自分はマヨネーズを野菜室に入れているが、野菜室にはもうひとつマヨネーズが入っているのだ。マスヲがキープしているものよりも、一回りサイズが大きくて未記入のものが。
 野菜室には名前が書いていない調味料がもうひとつ入っている。その調味料とはカップのだし入りあわせ味噌。以前から、誰が何の目的のために保管しているのかが、気になっていた。
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 実は先日、この味噌についての謎が解けたのだ。保管していたのは、自分よりも少し年下の男性。味噌はお昼休みにその男性がマグカップにスプーンで味噌を入れて、お湯で溶いていたのを見かけたからだ。
 マグカップは蓋付きのステンレス。どこのオフィスでも、わりとよく見かけるタイプのものだ。自分も毎日、ホットコーヒーなどを入れて飲むために利用している。

 その日から自分は彼にあだ名をつけた。その名は、味噌太郎。味噌太郎が具のない味噌汁をどれくらいの頻度で飲んでいるかまでは、まだ知らない。
 お昼休みにオフィスは消灯されてしまう。薄暗い中で味噌太郎は具のない味噌汁を作っていたが、彼の表情までは読み取れなかった。

 味噌汁を飲むときの彼の献立はどのようなものだろう?  妻か母親に弁当を作ってもらえるのだろうか。コンビニで弁当かおにぎりなどを購入しているのだろうか。それとも、お昼時に街で見かけるのが当たり前になった、激安の持ち帰り弁当を食べているのだろうか。
 まだまだ、味噌太郎については謎が多い。

 自分がお昼を持って公園に行くと、ベンチは賑わっていた。自分が食事を食べ始めると、若い女性が1人と2人組が公園に入ってきた。
 入口近くのベンチには、自分も含めた先客が居たために公園奥のベンチに向かって歩いていき腰かけた。
 空は綺麗なのだが、自分の足下には吸い殻が散らばっている。それを遠巻くように鳩が立ち停まったり、ゆっくりと歩いている。

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自分を遠巻きにしている鳩。
 少し小汚い公園だが、秋の日差しを浴びて気持ち良い風を感じながら食べるランチは、悪いものではない。味噌太郎は今日、何をどこで食べたのだろうか。
 何故か、消灯された薄暗いオフィスでランチを食べる技術者が何人も居るが、そんな環境で食事をして美味しく感じるものだろうか。
 自分はそんな環境でお昼を食べたくないが。
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小汚い公園ではあるが、今日のお昼の公園はいつもより賑わっていた。