淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

私がオバさんになったら♪

 先日、デパートの専門店で買い物をしたら、卓上型のカレンダーをサービスされたが、丁寧に断った。自宅でも、仕事先でも卓上型のカレンダーは使わないからだ。
 いつの間にか、来年のカレンダーが出回る季節になってきた。
 今まで芸能人のカレンダーを買ったことはないが、仲間と一緒に探し回ったことがある。今からおよそ、20年以上前のフリーターだったころの話だが。

 マクドナルドで一緒に働いていた年上のメンバーが突然、森高千里のカレンダーが欲しいと口にした。営業時間が終わって後片付けが済んだ後、皆で談笑していた時に。
 二歳年上の彼は、森高千里のファンだった。気持ちが盛り上がって抑えが効かなくなったのか、今から探しに行くと言い出し、まわりのメンバーを誘いだした。
 そのころ、自分は森高千里にまったく興味がなかったが、なんとなく着いていくことになった。

 マクドナルドの店を出たのは夜中の0時過ぎ。真夜中にカレンダーを探し回ると行っても、開いている店は限られている。
 車でいくつかのコンビニを回っただけだ。駐車場が無い街中の店の場合は、店の前に横付けにしたりもした。
 明け方までの数時間、名古屋市内を走り回ったが結局、森高千里のカレンダーを見つけることは出来なかった。

 今の大学生から見たら、理解し難いかもしれない。当時、名古屋近郊の男子大学生の大半は車を持っていた。自分の車は持っていない学生も、家族の車を自分の好きなように乗り回していた。
 自分もフリーターだったが、ボロボロの中古車を持っていた。

 20代のころは森高千里のファンではなかったが、最近は少しずつ彼女に惹かれるようになってきた。
 彼女は今、49歳。いくら元アイドルとはいっても、外見からはとても、40代とは思えない。奇跡のアラフィフだ。
 今、彼女があのヒット曲を歌ってもしゃれにならない。あのヒット曲とは、『私がオバさんになっても』。
 アラフィフでも彼女には、オバさんという言葉があまりにも似つかわしくないからだ。

 彼女の結婚にも好印象を持っている。相手は江口洋介だったのに。彼に対しても若いころは、好印象を持っていなかった。
 だが、2人とも別れていないことはもちろん、最近の江口洋介にも何故か好感が抱ける。気取った雰囲気もなく、落ち着いた大人な雰囲気を感じるからだ。
 そんな彼とCMなどでツーショットを見るのも、なんだか微笑ましい。

 この記事を書いている途中、気になったので森高千里のカレンダーについて、インターネットで調べてみた。
 すると、来年のカレンダーが発売されていることがわかった。値段は2,000円。
 彼女の人気はいつになったら衰えるのだろうか。いつになったらオバさんになるのだろうか。
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