淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

チキンカツ丼のお弁当

 先月18日から続けている自作のお弁当。雨が降り、公園で食べられないときや、荷物が多いときなどは休んでいるものの、なんとか1か月続いている。
 昨日に引き続き、今日もお弁当。昨日は曇りがちなせいで肌寒いと思っていたが、今日も寒かった。快晴で風もなかったのに。

 今日はチキンカツ丼のお弁当を作った。といっても、チキンカツは昨夕にスーパーで揚げてあるものを買ったものを利用したのだが。
 現場の休憩室に置いてある電子レンジで加熱して、カップ味噌汁にお湯を注いで公園に向かうために、下りエレベーターを待った。だが、エレベーターに待たされた。
 今日は昼休みが始まるやいなや、電子レンジに向かったおかげで、いの一番で待たずに使えたのだが。
 結局オフィスビルを出るのに、10分以上かかってしまった。

 公園に向かうと、学生服姿の中学生たちが公園にビニールの敷物を敷いてお弁当を食べていた。1クラスくらいの生徒たちに見えた。
 自分がいつも座っているベンチにも、今日は先客が居た。その先客とはシニアの女性だ。彼女に少しスペースを譲ってもらった。
 お弁当を食べ始めると、先客である彼女が自分に話しかけてきた。いつもこの公園で食べるのか、と。
 毎日ではないが、天気のよい日はよくこのベンチで食べていることを答えた。

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チキンカツ丼とレタスとむきエビのサラダ、他にはコンビニの味噌汁も一緒に。
 会話の流れで弁当を自作していることを話すと、彼女は少し驚いていたようだ。面倒ではないですか、と聞かれたので、面倒だと即答した。お弁当は経済的ですからね、と彼女は会話を継いでくれたが、自分はやんわりと否定した。
 実際に今日の昼食の原価は、チキンカツと味噌汁だけでも300円はかかっている。
 さらに、お米とサラダに使っている素材の金額を加算すると、決してリーズナブルとはいえない。1人分の自炊はどうしても、経済効率が落ちる。

 弁当をこの場所で食べることになったきっかけである、保健師の指導のことを彼女に説明した。まだ、あまり成果が出ていないことも。
 公園で食べると気分がよいのでは、と彼女に言われると自分は素直に頷いた。他にもこの場所で弁当を食べるメリットをいくつか挙げた。
 近辺の外食メニューが限られていること、その割に価格が高いこと。
 弁当を作ってもお昼休みはオフィスが消灯されるので、明るい外で食べるようになったことなどを。

 彼女は自分よりも先に食べ終わり、挨拶をして去って行った。
 彼女を追うように中学生たちも食事を終え、公園を出て行った。
 自分がいつも座るベンチは、日中の陽が低くなったせいで、ビルの陰に隠れるようになってしまった。風が吹かなくても食事中に足下の寒さが気になる。
 いつまで、公園で気分のよいまま弁当を食べられるだろう? まさか、公園で1人鍋を食べるわけにもいかないし。