淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

見えない力

 カルロス・ゴーンが逮捕されたことが、どのメディアでも話題で持ちきりだ。
 個人的にはトヨタ自動車株式会社が大嫌いなので、国内で2番手の自動車メーカーのイメージが傷つくのは残念だ。
 しかし、会社の代表がコンプライアンスを遵守しなかったのは問題だから逮捕されても致し方ないし、当然だろう。

 だが、何故このタイミングで逮捕されたのかが気になっている。この時期に彼が逮捕されることによって、誰が得をするのかを勘ぐってしまうのだ。
 これがフィクションならば、この事件で何番目かにメリットがある人物や組織が陰で糸を引いているようなことがよくあるが、日産をステージにして起きていることは当然、作り話ではない。

 ノンフィクションであるこの事件では、どうだろう? 個人的には見えない力が働いているような気がする。東京地検特捜部に影響を与えることができるような、人物や組織はそんなに多くはないからだ。
 この逮捕劇のせいで、臨時国会で議論される入管法の改正案の話題がすっかり目立たなくなってしまった。
 また、週刊誌にスクープされた片山さつき参院議員のスキャンダルもすっかり色あせてしまった感がある。
 どちらにしても、政府と与党に有利に働いているような気がしてならない。

 ところで、自分が今従事している現場の忘年会の日取りが正式に決まった。参加対象メンバーには先月末までに希望日の申告をするように申し渡されていたが、正式に決まったのは昨日だ。
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 会を取り仕切るのが大変なのはわかるが、こちらの予定を考えさせるのは4日しか猶予を与えなかったのにもかかわらず、開催日を決定するのに20日間もかかったことには、自分は首をかしげざるを得ない。
  しかも、一度は12月19日の水曜日に仮決めされていたのだ。一番多数のメンバーが出席できる日だったし、水曜日は定時退社日だったこともあっただろう。
 だが、結局は12月のある月曜日に開催される。自分は月曜日と金曜日はすべて不参加で申告したので、当然出席しない。

 ある意味、忘年会の開催日を月曜日にしてくれたのは、ラッキーだ。あくまで一緒に仕事をするのは一時的なメンバーに、プライベートな時間とお金を割かなくてもよくなったから。
 一時までは、仕事の人間関係でも飲みニケーションにはある程度は意味があると考えていたが、最近の自分は懐疑的だ。
 今まで、多数の会社及び現場で様々な酒宴に参加してきた経験を振り返ってみても。
 やはり、お酒は気心知れた間柄で愉しむのが一番だと、最近はつくづく思う。

 それにしても、仮決めされた日取りから何故変更されたのだろう。プロジェクトメンバー全員が確認できるスケージュール表にしっかりと忘年会と明記されていたのにもかかわらず。
 現場オフィスの忘年会の開催日にもちんけな、見えない力が働いたのだろうか。その力を使ったのは誰なのだろう?