淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

今年も流行語大賞を的中させた

 今年の『ユーキャン新語・流行語大賞』が決定した。大賞は『そだねー』。自分が以前、このblogで予想した通りになった。
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 トップテンは以下のようになっている。
『eスポーツ』、『(大迫)半端ないって』、『おっさんずラブ』、『ご飯論法』、『災害級の暑さ』、『スーパーボランティア』、『奈良判定』、『ボーっと生きてんじゃねーよ!』、『#MeToo』。
「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞
 トップテンの中で自分の目を特に引いたのは、『スーパーボランティア』と『#MeToo』。

『スーパーボランティア』が気になったのは、この夏に4日間、自分が災害ボランティアに参加したことが影響しているのだろう。
 夏の暑さの中での作業を通して、普通の日常を過ごしていたら知り得なかったこと、出会うことが難しかった人たちとも巡り会うことができたことが、もう遠い日のように感じるのが不思議だ。まだ、今年のことなのに。

 巡り会った人の中で、尾畠春夫さんのようなシニアの男性にも巡り会った。
 自分がお手伝いした関市上之保地区のボランティアセンターが閉鎖されると、今度は岡山県でボランティア活動を続けると言葉にしたことが忘れられない。
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『#MeToo』は、ここ近年で今年ほど政治家の性的言動が問題になった年はないのではないか。
 麻生副総理の『セクハラ罪という罪はない』という苦しい言い逃れだけでも気分が悪くなったし、職を辞任するには充分だと思ったのだが、それ以上に自分を唖然とさせた政治家が世間を賑わせた。

 その政治家とは水田水脈衆議院議員。彼女のLGBT発言は自分にとって衝撃だった。
 こんな思想を持っている人間が立法府に参加しているかと思うとおぞましい。
 だが、彼女を国政に送り込んでしまったのが自分たちだと鑑みると、切なくもなってくる。
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 さて、昨年もこのblogで『ユーキャン新語・流行語大賞』を予想して、的中させた自分。2年連続で大賞を当てたことを素直に喜んでいる。
 自分が好きだったある文化人が若いころに、繰り返し書き表していた。時代の表層を見つめながら真相を見つけたい、と。
 自分はその文章を最初に読んだときにはピンとこなかったが、繰り返し目にするうちにその言葉に憧れを抱いた。そのころは、自分もまだ若かった。

 昨年と今年の流行語に敏感だったということは、少しは時代の表層を見ることが出来ていたのではないかと、自負している。
 だが、今起きていることの真相や時代の流れの本質を掴むにはほど遠い。掴むことは無理でもそれなりに近づくことが出来るようになるための自己研鑽として、今後も駄文を書き連ねていきたい。