予定ではゲレンデに出かけるつもりだったが、早朝に予定を急遽変えた。あることが気になったからだ。それは叔父からの頼まれごと。
叔父は氏神様の氏子総代の仕事をしている。その関係で自分も今までにそれらの仕事を何かと手伝ってきた。今回の依頼内容もそれらの延長線上にあるものだ。
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祈禱申込書を新しいものに作り直したり、社務所のパソコンとプリンタの設定を整えたりしてきた。
氏子の務めとも言えるし、ささやかなボランティアになりうるのかもしれない。
今まで氏子として自分がしてきたことを、同じ業界の年下の友人に以前話した。すると、無償で対応したことについて、やや冷ややかなことを言われた。昔の自分だったら、彼の考えや言いたかったことも少しはわかるのだが、人の考えは変わっていくものだ。
自分だって、来年同じようなことを依頼されたら、断るか有償で対応することを提案しているかもしれない。
今回頼まれたことは、年始時に氏子から収められるご祝儀や奉納を張り出す用紙を作り直すこと。
現状はA4用紙に最低限のことだけを書かれた用紙をコピーしてから、半分にカットして短冊状にしてから必要な部分を手書きで追記しているようだ。
それを次のように改良して欲しいと要望を受けた。A4、1枚の用紙に変更すること、手書きで追記しなくてもすむことを。
上記のことを実現するためにはいくつかの手段があるだろうが、自分はその中からWordの差し込み印刷を選択した。
あまりにもオートマチックにすると、自分に聞かないと運用や機微な修正に対応できなくなることが、考えられるからだ。
社務所で世話をする人たちはどうしても、時間の融通が利きやすいシニアの人たちが多い。シニアの人たちは一般的にパソコンには詳しくないだろう。仮に詳しい人がいたら、自分にこのような作業が依頼されないはずだし。
習字は小学校の低学年までは習っていたが、その甲斐なく字は汚いし、ましてや絵心はゼロだ。よって、デザインなどが伴う作業が苦手なマスヲ。
そうはいっても、先ずは全体のデザインを決めた。フォントサイズや書体を選択しながら。
試し刷りをしようと思ったら、プリントされない。プリンタからの警告メッセージが表示されている。シアンのインクが足りないと。モノクロ印刷を指示したのに、シアンが無いから印刷できないのは腑に落ちなかったが仕方がない。諦めて、家電量販店へシアンのインクカートリッジを買いに行った。
インクは在庫があり、すぐに見つけることは出来たが、レジ前は長蛇の列。皆、結構大きめの家電を抱えて並んでいた。自分のように、小さな商品を買い求めた客は少数派だったかもしれない。
帰宅して、カートリッジを入れ替えて、早速印刷する。デザインが決まればあとは簡単だ。Excelで差し込みするためのデータを入力するテンプレートを作るだけだ。
わりとスムーズにいったので、悦に入っていたらあることに考えが及んでしまった。これを使う人たちのレベルのことに。
仕方がないので、Excelシート1枚分の簡単なガイドを追記した。結局、気がつくと半日が過ぎていた。休みの日は何をしていても、時間が過ぎるのが早い。