淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

2シーズンぶり

 学生にとってなんでもない冬休みの1日かもしれない今日。自分にとっては意味のある日になった。
 2シーズンぶりに娘とゲレンデで娘と一緒にスキーを滑ることが出来たからだ。娘とスケジュールを併せるために、有給休暇を使用して、平日のゲレンデ行きをスケジューリングした。

 暖冬でどのスキー場も雪不足なために、どこのゲレンデに向かうか悩んだが、結局ウイングヒルズ白鳥リゾートに決めた。ICSシステムを使った人工雪のコースコンディションが安定していると推測したからだ。

 偶然ではあるが、娘を最初に連れてきたゲレンデもウイングヒルズ白鳥リゾート。当時、年少だった娘は雪遊びとコースの縁を自分が背負って滑り降りた。
 娘に今日その話をしたが何も覚えていなかったのが、少し寂しかった。幼少期の記憶なんて朧気なのが当たり前なのかもしれないが。

 嫁の実家まで6時に娘を迎えに行った。道中、小雨がぱらついて天気が気になったが、ゲレンデに到着したときは小雪が舞っていた。気温が上昇するにつれて、みぞれ混じりにはなったが。
 娘と最初のリフトに乗車したのは、9時30分前。リフトが動き出してから1時間以上経過していたことと、みぞれ混じりの降雪のせいで、ゲレンデは少し荒れ始めていた。

 久しぶりなスキーであることと、恵まれたゲレンデコンディションとはいえない状況に、最初は苦戦していた娘。だが、3本目のリフトを降りるころにはすっかり感を取り戻し、柔らかなプルークボーゲンを見せ始めた。
 娘と話すと疲れたと言ったので、早めのランチを食べながら、休憩することにした。

 ランチにはラーメンを食べたいと口にした娘。今シーズン初めてスキーセンター2Fにあるレストランで食事をした。1Fのレストランでは麺料理が提供されないからだ。
 歩きにくいスキーブーツで娘と一緒に階段を上がるのはそれなりに大変だったが、いつもと違うロケーションを愉しめることができた。

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2Fにあるレストランからの眺め。キッズゲレンデが右下に見える。
 雪が増えてきたために、用意されたキッズゲレンデなどを見下ろしながら、2人で食事をした。
 リフトに乗るのがまだ難しそうな、キッズゲレンデで奮闘している子供たちを時折見ていた娘。何か思ったり、感じたりすることがあったのだろうか。

 昼から一本リフトに乗ると、娘は大胆なことを言い出した。ゴンドラリフトに乗りたいと。自分は少し窘めたが、誰に似たのかなかなか人の言うことを聞かない、頑固な性格を知っていたために、諦めてゴンドラに乗った。
 ゴンドラに乗って、ゲレンデトップまで上がるとみぞれではなくて細かい雪がまだ舞っていたし、天然雪が少しずつ積もっていた。

 ブッシュが出ているところや、雪不足なために数十メートル板を外して歩かなければならない所もあったが、そんな場所さえも娘は好奇心がかき立てられたようだった。
 自分は苦労して寄り添って降りてきたのに、またゴンドラに乗りたいと言ったので、従った。
 今度は割と距離を取って見ていたが、様々なコンディションのコースを彼女が身につけた多くはないテクニックを駆使して、滑走していく姿に驚かされた。

 疲れた状態で今この文章を書いているが、その疲れはもちろん気持ちの良い疲れだ。

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今日のリフト乗車回数。1人の時に比べれば、半分ほどだが回数が問題ではない?