淡白マスヲのたんぱく宣言 

40歳過ぎのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で毎日書くので気楽に読んでください。

眠れないほどの

 昨日、ぼっちスキーから帰宅するとポストに年賀状はなかった。代わりに大きな封筒が投函されていた。差出人だけ確認してから開封せずに、blogを書いて夕食を取った。
 年末に録画しておいたバラエティーの特番を見ながら封筒を開封した。緊張感のまったくない状態で。
 差出人は自分が所属している文芸同人誌の主宰。封筒の厚みから、冊子が入っていることだけはなんとなく想像できた。自分が久しぶりに書いた小説が掲載された号が余ったので、お年玉代わりに贈られてきたのではと考えていた。
 だが、自分の考えはまったく違っていた。いい意味で。

 自分が所属している同人誌は一年に4回発刊されて、もうすぐ25年、今夏には100号が発刊される予定。
 その同人誌では、同人誌名を冠した賞が設けられている。初期20号のころまでは10号単位で、それ以降は毎年掲載された作品から、受賞作が決められる。選考によっては、受賞作がないことも今まで何度かあった。

 驚くことに、自分が15年ぶりに書き上げた小説が昨年の受賞作に選ばれたようだ。開封するとそのことが書かれていた。
 恐縮至極で恥ずかしかった。過去14人の受賞者たちに、自分が並ぶことになろうとは、おこがましいのではないかと思えて仕方がなかった。そのせいか、最初は現実感もまったくなかった。
 ただ、真っ先にある人物にだけは電話で連絡した。今まで自分が小説を書くときに、初稿を見せてなにかと意見をもらい続けている、小学校からの友人に。

 その後、床についたがなかなか寝付けなかった。日付が変わっても睡魔が近づいてこないので、睡眠導入剤を服薬した。
 年末年始の休みに入ってからは、身体のことを気にして精神安定剤睡眠導入剤も控えていたので、それなりに効果はあると思ってみたものの。
 結局、明け方に数時間眠れただけだ。そのまま、洗濯をして朝食を取ったら、少し眠くなったのでなんとか二度寝をすることが出来たのは、幸いだった。

 現在通院を続けている心療内科にかかってからは、嫌なことがあっても眠れなかったことは減ってきた。
 逆に、そういう場合にこそ起き続けていると、思考が悪い方に流れて行きやすいので、薬の力に頼って早く眠るようにしているし、何とか眠れることが出来るようになってきた。
 だが、眠れないことの原因は負の感情だけではないことに久しぶりに気がついた。もちろん、嬉しい気づきだ。

 受賞の通知には受賞の言葉とともに掲載する写真も用意するように、書かれていた。言葉に敏感な人たちに対して、読まれる文章なので、それだけでも緊張するのに写真まで用意しなくてはならないとは。
 見た目が関係しない身内だけの賞だが、その写真もあるページに掲載されて残ることになることは、正直微妙な気分だ。