淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

名古屋市東部医療センター

 先ほど、地元の市民病院から帰ってきた。日曜日、ゲレンデで怪我をした箇所の再診察を専門医へ受診して。
 怪我をした箇所は後頭部なので、診療科目は脳神経外科になる。
 3連休明けのため、病院は混雑することを想定し、本とKindle Paperwhiteを持って出かけたが、それほど待たされることがなかったのは幸いだった。

 自分が住み続けている名古屋市政令指定都市。かつては、自分が居住している行政区にも市民病院が存在したのだが、現在の市長の河村たかしになってからその病院は民間の法人に譲渡され、総合病院ではなくなった。

 おかげで、今回の症状のような場合は統合先の名古屋市東部医療センターまで、足を伸ばさなくてはならなくなった。
 統合先の東部医療センターへのアクセスは悪い。200万人都市の市民病院なのに、病人が歩いて行ける距離に市営地下鉄の駅がないのだ。
 自分はまだ高齢でもないし、歩行が困難な状況でもないのだが、高齢者や身体が不自由な患者のことを鑑みると、行政への不信感はどうしても募ってしまう。

 自分が居住する区は、名古屋市で唯一名古屋市営地下鉄が走っていない。少し前までは緑区も仲間だったのだが、桜通線の延伸によって自分が住んでいる区だけが取り残されてしまった。
 そのせいもあって、自宅から名古屋市東部医療センターへ公共交通機関を利用して向かうのは大変だ。複数回の乗換が必用で1時間近くかかる。車で向かえば20分ほどの距離なのに。

 そのため、救急外来を診察した一昨日の日曜日に続き今日も、車で病院に向かった。病院の駐車場まではひどい渋滞に巻き込まれることもなく、順調に辿り着いた。
 だが、入庫前の入口で係員に突然、呼び止められた。ウインドウを降ろすと、係員は言った。駐車場の予約はありますか、と。自分の答えは、ノー。
 市民病院をそれなりに利用してきたが、駐車場の予約なんて今まで経験がない。そればかりか、他の医療機関でも。
 自分を呼び止めた係員によると、現在病院は新病棟改築のため、駐車場の数が半減しているという。そのために、予約者と重篤な患者を優先して駐車場への入庫をさせているようだ。
 今日は余裕があることと、再診察を指示されていたことを説明したら入庫させてもらえたが、自分は府に落ちなかった。今でも落ちていない。

 病院が拡充されるのは、必要だから仕方がない。そのため、一時的に駐車場の数が減ることも百歩譲るとしよう。
 だが、そのことへの説明が足りないような気がする。
 先日、自分が救急外来で診察を受けた際にも説明がなかったし、救急外来の待合室付近へそのことへの掲示もなかった。帰宅して東部医療センターのHPを見ても、そのことがトップページなどのわかりやすい場所へ表示されていないのだ。
www.higashi.hosp.city.nagoya.jp
 自分からしたら、完全な手落ちとしか言いようがない。厚生労働省などが扱うべき、医師不足などの厚生行政の大きな問題点なども大事だが、自治体レベルで取り扱うべき厚生行政の問題もまだまだ改善点は多いのではないだろうか。
 名古屋城の本丸御殿復元なんて、それらのことが改善してからでも、遅くはない気がするのだが、どうお考えですか河村市長?