昨年の会社の健康診断でメタポ予備軍と認定された自分。そのせいで、保健師から特定派遣指導なるものを受けてから3ヶ月が過ぎた。
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担当の保健師からその後の様子の問診票が送付されてきたのは先日のこと。体重や腹囲などの近況、血液検査の希望の有無や4ヶ月後の面談の希望日などが問われていたので、記入して先週末に返信用封筒で送り返した。
はっきり言って自分に甘い。そんな自分が特定保険指導で保健師から言われた三つの誓い*1については結構守ってきたと思う。その誓いとは以下の三つだ。
- 帰宅時にはオフィスビル内を3階分は歩いて降りる。
- 一週間の半分はお弁当にする。
- ご飯と麺類を一緒に食べない。
最初の一つ目は出勤しているときは守っているが、休日の日は守っていない。というか守れない。我が家は2階立てだからだ。
体調が良いときは、朝6Fまで階段で昇っている。理由は自分が嫌いなプロパーの女性社員と朝のエレベータで顔をよく合わせたからだ。エレベータ内でこちらから挨拶しても無視されるので、我慢できなくなったのだ。
彼女が若く、誰が見ても魅力的な容姿だったらまだわかる。だが、彼女の見た目は自分よりも老けているし、体型はまるで酒樽。会社の上下関係だけで、魅力のかけらも無い女性に横柄な態度を取られるほど、自分はまだ落ちぶれていない。つまらないプライドかもしれないが。
ある意味では彼女のおかげかもしれない。彼女の態度が、6Fまで歩いて昇る自分の原動力になっているのだから。
二つ目は寒くなってから、あっさり辞めてしまった。新しく買った弁当箱が今ではむなしく、食器戸棚に収まりっぱなし。
冷たいビル風の舞う公園で弁当を食べるのに、耐えられなくなってしまったからだ。
三つ目だけは頑張っていた。一度、酔ったときにある忘年回の1次会の締め料理で肉巻きお握りを食べた後に、2次会で他のメンバーとラーメン屋に行った以外は。
だが、それも今日のランチであっさり破ってしまった。しかも素面だったので言い訳がつかない。
今日のランチは職場から最寄りのデニーズへ入り、ある温かそうなメニューを注文したのが失敗だった。
そのメニューとは、『とろ~りチーズとハーブ鶏のカレーpho』。メニューの写真を見ると、シーザーサラダ、スープカレーにミニライスがついていた。ボリューム感はあるものの、ヘルシーな感じだ。 サラダがまず配膳され、生ハムの入ったサラダを食べ終わるころ、スープカレー風の主菜とライスが一緒に配膳された。スープをスプーンですくって一口運ぶと、角のない柔らかな旨味と穏やかなカレーの風味が広がっていく。デニーズのメニューも馬鹿にできないと感心した。茄子やトマトなどの野菜もアクセントになっていて、ほっとする味わいだ。行儀は悪いがご飯にのせて食べたりもした。
野菜だと思っていた細長いものが箸にかかったので、そのまま口に運ぶと、美味しかったものの自分は愕然とした。細長いものはフォーだったのだ。phoとは東南アジアで愛されている麺、フォーのことだったのだ。
学生時代から英語が苦手だったが、そのつけがこんなところに来るなんて思ってもみなかった。