淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

キャンプインと消化試合

 今日は2月1日、プロ野球ファンにとっては特別な日。プロ野球12球団のキャンプがはじまるから。球春到来だ。
 物心をついたころからのドラゴンズファンである自分。ドラゴンズにとって、どんなシーズンになるのだろう。正直、多くの解説者の予想通り、今年もBクラスを争うのではないかと思っている。
 新しい与田監督や他球団との競合のすえ、ドラフト1位で入団した根尾選手などがある程度話題を集めているといっても。

 そもそもドラゴンズにはBクラスが似合う。ドベゴンズと揶揄されるように。その方が行きたい試合の観戦チケットも取りやすいし、金券ショップで安くたたき売りされるので、その方が自分にもメリットが高い。
 TVで観戦した試合は勝利した方が当然うれしいが、ドームまで足を運んだ場合はそうでもない。可愛い売り娘から生ビールを買って、呑めるだけでそれなりに幸せだ。今シーズンはそんな幸福感を何回味わえるだろう?

 始まることがあれば終わることもある。現場オフィスでは昨日までで去ったエンジニアが、自席の後ろに何人か居たらしい。自分と仕事での接点がなかったので、顔も名前も知らない人ばかりのチームだからだ。
 自分も今月末で、今の現場からは退去することになる。今日はもう帰宅したので、残りの作業日数は17日。建国記念日と有給休暇を1日申請しているからだ。

 最近思うのだが、今の会社に入って何か得たものがあっただろうか、と。逆に言えば、失ったものがあるならば、それも気になる。
 今の会社での在籍が5年目を向かえているが、どちらもすぐに思い浮かぶものはない。しいていうならば、せこくて大酒呑みの同僚と知り合ったことくらいだ。その同僚は数年前に辞めてしまったので、元同僚となったが今でもよく呑みに誘われる。

 だが、自分にとって彼と過ごすメリットが少ないために、誘いに乗ることは少ない。実は数日前も連絡があり、来週くらいに呑みに行かないかと声をかけられた。
 今の現場ではどうやら、自分の送別会は無さそうなので、彼に送別会を促したら、それはそれで行ってもっと早く別に呑みに行きたいらしい。
 好かれたい人には好かれず、そうでは無い人からは思われるのは世の常なのか。それとも、自分だけにそういうことが多いのだろうか。

 今の現場での自分にとっての消化試合が、いよいよ始まった。狙える記録があるわけでもないので、ただ漫然と仕事をやり過ごすだけだ。中途半場に仕事をすると、自分が居なくなった後に残るエンジニアたちが、迷惑することも慮って。
 今後のために、何か身につけることができることがあるとも思えない残りの日々を、指折り数えて過ごすだけだ。