淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

続・専門職ってそんなもの?

 今、在宅中だ。ある来訪者がいるためだ。
 予定では、今日は午後からの出勤にしている。自分が所属している会社は半休がないために、減給になってしまうが事情があるので仕方がない。その事情とは壊れたままになっている、浴室換気の修理の立ち合いのためで、来訪者とは電気工事技師だ。
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 先月、修理に訪れた電気工事技師が電気スイッチを交換する際に、ショートさせて浴室や1Fトイレなどの水回りの換気システムを壊してしまった。
 その後の別日に、その換気システムの製造メーカーのエンジニアが訪れて修理してくれたのだ。電気スイッチの交換時のショートから止まっていた空調が動きだした。

 換気システムが壊れたままの時は、水回りの空気が淀んだままだったが、入浴中に寒さを覚えなかった。換気はされるようになったのだが止めることができない。スイッチが壊れたままなので。おかげで入浴時にはまた、寒い思いをしている。

 10時過ぎから男性技師は作業をはじめて、1時間近く経つがそれほど進捗が捗っているとは思えない。ついさきほど、彼からとんでもない質問を受けたからだ。換気システムは動いていますか、と。この発言には呆れはてた。
 そもそも、自分たちの不注意で修理時に壊したことを自覚しているはずだし、そのために彼ら自身で製造メーカーに換気システムの修理を依頼したはずだ。メーカーから修理内容などの情報を引き継いでいるとは、とても思えない。
 自分が嫌いなビジネスの幼稚園用語、ホウレンソウを彼らは学んでこなかったのだろうか。

 挙げ句に、換気システムがやはり動いていないと言い出す始末。彼は自分に相談に来たので、相手には突き放されたように取られたかもしれないが、次のような返答をした。別日で構わないので製造メーカーの人間と一緒に来て欲しい、と。
 こちらからしたら当たり前の話。製造メーカーと彼の話が食い違い、お互いに責任を擦り付け合っているようにしか思えなかったから。いかにもサラリーマンっぽい。

 最近の自分の仕事ぶりだって、彼らと引けを取らないかもしれない。自分に降りかかってくるリスクは避けるように工夫するし、自己の権利はできるだけ主張する。
 それが、数少ないサラリーマンの魅力だから。ハイリスク、ハイリターンを求めるならば勤め人稼業なんかしていない。

 まだ、別室で電話している彼と製造メーカーのスケジュールをすりあわせている会話が聞こえてくる。
 電話が終わると、彼は自分に説明した。メーカーの人間と一緒に来訪できる日を。
 その日も、今日と同じくある平日なので、時間に余裕を持つためにも休むことを考えている。平日に有給休暇を取得できるのも、サラリーマンの貴重なメリットだから。
 システムエンジニアではあるが、それ以前にサラリーマンだという矜恃を自分は大事にしたい。