今週末は予定があって、雪遊びに行けないことがわかっていた。行けないとわかると、行きたくなるのが人の性。
なんとかスケジュールをやりくりして、昨日の夜にダイナランドのナイター営業で雪遊びをしてきた。
そのために昨日の金曜日は、車で現場へ出勤したのだ。車にスキー、スノーボードなどを一式詰め込んだ状態で。
定時の17:20にオフィスを出るとコンビニでおにぎりを買って、コインパーキングに駐車しておいた車に飛び乗った。
出庫した車を、名古屋市都市高速の最寄りのインターへ走らせた。
都市高速から名神、東海北陸道と車を進め、県境の木曽川を渡って岐阜県に入ったのは18時過ぎ。一宮ジャンクションで渋滞に巻き込まれなかったのはラッキーだった。
道が空いているために快調に車を走らせることができたので、スマホのナビが表示している到着予想時刻が少しずつ早くなっていった。
ダイナランドの駐車場に19時前に到着することができた。
着替えてスキー板を担いで、ゲレンデのリフトに向かったのは19:30ごろ。ゲレンデの光景を見て、驚いたことがふたつある。
ひとつは、雪遊びをしている人の数。金曜日の夜なのに、ゲレンデに人影は少なかったからだ。
もうひとつは、稼働しているリフトだ。αライナーしか動いてなかった。初心者用コースをフォローしている、第1ペアリフトは動いていなかったのだ。スノーボードをする時は、このリフトに乗ることを考えていた自分。
とりあえず、ゲレンデの様子を伺うためにも早速リフトに乗り込んだ。
αライナーを下りると、初心者コースのパラダイスAコースへは進入できないように、規制ロープが張ってあった。その光景を見て呆然とした。
ナイターで滑走できるコースは最初、中級者コースを下らなければならないからだ。スキーを滑るのには問題ないが、自分のスノーボードのレベルを考えるとハードルが高すぎる。
自分が何を思っても、滑走可能コースが変わる訳ではないので、気を取り直してスキーを滑りはじめた。
ナイタースキーは今シーズン初めて。もちろん、ナイタースノーボードも。
日中の雪質よりも抵抗が少ないために、スピードが出やすいコンディション。初めはスピード感を楽しんでいたが、久しぶりのソロスキーだったせいか、自然と自分の滑りに向き合っていた。
迷ったが、1時間ほどスキーをした後にスノーボードに履き替えて、リフトに乗った。
いつものことながら、同じゲレンデのコースでもスノーボードだと全く違って見える。
だが、先日に良い教師に教えてもらったことを思い出して滑り出したが、案の定すぐに転倒した。
リフト乗り場まで下りるのに、何回転倒しただろう？ スキーで飛ばせば5分もかからない距離に、30分以上かかってしまった。ナイターなのに、暑くなって汗もかいたのでベースセンターで15分ほど休憩した。
休憩後、前回教えてくれた彼女の言葉を思い出して、再度スノーボードに挑戦した。遠くを見ることと、身体に無駄な力を入れないことを意識して。このことは、スキーの滑りとも共通することだ。
すると、先ほどとは滑りが全く変わった。中級者コースで転倒する回数が劇的に減った。下りてくる時間も2/3くらいに短縮することができた。
