淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

『いきなり!ステーキ』に行ってきた

 今、通勤に使っている電車の終着駅に地下街がある。その地下街に2月22日の今日、『いきなり!ステーキ』がオープンした。
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 今更ながらという気もしたが、足を運ばすにあれこれ言うのも、また他人のそういう言動も好きではないので、今夜の夕食にステーキを食べてきた。

 18時過ぎに店の前に到着すると、オープン初日のためか当たり前のように行列ができていた。10人は並んでいなかったとは思うが、後から訪れた他の客がおおよその待ち時間を店員に尋ねると、はっきりはわからないが20分ほどはかかるかもしれない、と答えていた。
 通勤時に使用している鞄を片手に、Kindleで読書をしながら、入店の順番を待った。

 20分とは言わないが、10分以上は待っただろう。前の客はグループだったが、お一人様の自分は前のグループが促されると、すぐに案内された。小さなテーブルと椅子に。鞄を置くスペースも上着をかける場所もなかった。
 世間の噂から立ち食いも想定していたが、鞄が置けるスペースと上着を掛けるハンガーなどが用意してあれば、自分は立ち食いの方がよかった。
 小さな椅子の背もたれにコートをかけたが、床にするだけでなく、何回もコートが滑り落ちてしまった。鞄を自分の背中の後ろに置いたので座っていても、落ち着かなかった。

 腰掛けると、店員がお冷やとサラダなどのサイドメニューが書いてあるメニュー表を持ってきた。『ライス&スモールサラダセット』を注文した。ライスは大盛りにしても、価格が一緒だった。大盛りは280グラムなので、それなりのボリュームだ。
 サイドメニューを注文すると、店内のカット場と呼ばれている肉料理を注文する場所へ、店員に案内されると迷った末に、ミドルリブステーキを250グラム注文すると、切り分けられたのは264グラムだった。多少多めだったが、承諾してレアで焼いてもらうことにした。

 この後が意外に長く感じた。肉は切り分けられたのを目の前で見たので、すぐに自分のテーブルに運ばれてくると考えていたからだ。焼き方がレアだったこともある。
 退屈しのぎに店内を見ていると、隣には5人組の男子高校生が座っていた。1人の生徒が食べ終わるのを他の4人が待っていた。
 店内が暑かったせいもあり、のどが乾いたが店員は自分のグラスに気がついてくれなかった。仕方がないので、自分でグラスに水を注ぎに行った。

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上はソースをかける前、下はソースをかけた後のミドルリブステーキ。
 隣の高校生たちが若い男女2人ずつの4人に入れ替わってしばらくすると、自分のテーブルに焼き上がったステーキが運ばれてきた。
 カット場で調理前のステーキを見たときは食べきれるかがやや心配だったが、焼き上がって縮んだステーキを見ると、テンションが下がった。自分なら、楽勝で食べきれる量に見えたから。

 ライスが大盛りだったこともあり、それなりにお腹は満たされたが、いろいろな意味で満足したとは言いがたい。
 自分の食事代金は税込みで総額、2,260円。特に味に問題があった訳ではないが、もう一度来店するかと言われたら、かなり微妙だ。ランチタイムか、行ったことがない身内や友人などに誘われないかぎり、しばらく店に足が向くことはないだろう。