昨日は日曜日。『Ontake2240』は自分が考えていた以上に賑やかだった。
すでに、土曜日の夜に車中泊する車の数に驚いてはいたが。若者は駐車場内の車外で話し込んでいるようだった。日が暮れて自分が寝袋に潜り込んでからも話し声が気になったほどだった。
天気予報によると日曜日は悪天候が予想されていたが、目覚めた時にはフロントガラスを何も叩いてなかった。薄曇りではあったが、すぐに雨が降り出しそうな気配はなかった。
着替えて朝食を食べて、スノーボードを履いてゲレンデに出かけた。朝、駐車場の雪解け水が凍っていなかったのである程度覚悟はしていたが、朝一番からゲレンデはかなりソフトだった。
もちろん、自分のボードテクニックが拙いことはあるが、前日よりもあきらかに滑り難かった。ゲレンデコンディションがあまりにもテクニカルのため、前日よりも早めにスノーボードを諦めて、スキー板に履き替えた。最初はカメラを携えて。
土曜日の夕方、関西から来た3人組の男性グループにゲレンデトップからの迂回ルートを聞かれたので、自分は彼らに道案内をした。
その時に迂回ルートから見た御岳の眺望が印象に残っていたので、まずは御岳の雄姿を写真に収めたかったからだ。
午前の遅い時間には、ゲレンデ上部でもすっかりストップスノーになっていたゲレンデコンディション。通常でも迂回ルートは勾配が緩いために歩かなければならないところがあるが、昨日は歩く距離がさらに延びた。
そんな苦労をしても御岳の頂きは雲にかかっていて、期待していたような絵を撮ることができなかったのが、残念だった。 昼食後はカメラを車に置いて、本気でスキーを滑ろうとしたが、なかなか思うようにいかない。スキー板を新調したばかりをよいことに、今までろくにワックスを塗っていないことも影響はあっただろう。
逆に板が止まりやすい状況を活かしたバーンに挑戦することにした。コブ斜面への挑戦だ。
試してみたらいつもよりも板の滑りが悪い分、恐怖感も抱きにくいこともあって、普段よりは少しだけマシに滑れた気がする。もちろん、まだまだ1級合格レベルにはほど遠いが。
果たして自分に、コブ斜面を1級合格レベルで滑ることができる日はやってくるのだろうか。
土曜日にゲレンデの駐車場に車を止めてから、日曜日の夕方まで車を動かしていなかったが、久しぶりに車のエンジンをかけた。
ゲレンデの駐車場から降りるためだ。夕食で食べるものの用意はないし、ゲレンデ付近に夕食が食べられるところもないので、20㎞ほどの山道を降りた先のラーメン屋で夕食を食べた後に、付近の道の駅で眠りについた。最近、定番になっている車中泊で。
ちなみに、ゲレンデのコンディションが優れなかったために、午後からは滑走者が減ったのも早かった。