淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

天下第一の桜

『Ontake2240』で雪遊びをした昨日。帰りに少し寄り道をして夜桜を鑑賞してきた。寄り道した場所は、『高遠城址公園』。『天下第一の桜』と称され、『日本さくら名所100選』にも選ばれている。
 自分が訪れたのは今年で3回目。昨日は初めて独りで、しかもカメラを携えていたのも初めてだった。

 公園の駐車場に着いたのは日がしっかりと暮れたあとの、19時30分。駐車料金として700円を係員に徴収された。
 料金を支払った後に誘導員に従って車を駐車すると、正面に何本かの桜が見えた。咲いている桜の色は、ソメイヨシノに比べるとピンクが濃い。『タカトオコヒガンザクラ』と呼ばれる品種だ。
 日中、雪遊びをしていたのにも関わらず、車外に出ると思ったよりも寒い。アウターは必須だった。
 駐車場から登り坂を歩いて公園の入口を目指した。

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駐車場から園内への途中の桜。
 入口で入園料の500円を支払って中に入る。平日の月曜日の夜なのに、園内は賑わっていた。
 ただ、気になったことがある。客層に若いカップルが少ないのだ。自分でさえ、独身時代に女性と2人で夜桜見物を何度かしたことがあるのに。
 若い男性の草食化という言葉を聞いて久しいが、若者たちの傾向なのだろうか。

 ゲレンデから公園までの道中に、何度か思い出したことがある。
 昨年の春、まだ桜が咲き始める前のころに、仕事で知り合った友人と呑み歩いていた夜の最後に、あるガールズバーに行き着いた。
 何軒も梯子をしたせいで、お酒にも気持ち良く呑まれていたせいもあってか、初対面のお店の女の子をお花見に誘ったのだ。『高遠城址公園』まで。

 そんなことは自分にとっても初めてのことだったし、一緒にいた友人もいろんな意味で驚いていた。相手はその時に即答してくれなかったが、連絡先は交換してくれた。
 改めて後日に1人でその店まで足を運んでびっくりした。ほぼ素面で再会した彼女は、全く自分の好みとはほど遠かったからだ。久しぶりにお酒の魔力を痛感した瞬間だった。

 それ以降、その店には遊びに行っていないし、こちらからは彼女に連絡もしていない。だが、彼女からは度々今でも連絡がくるし、自分の誕生日にはちょっと責任を感じてしまうようなニュアンスのメッセージが送られてきた。来年の春には一緒に桜を見に行きたい、というような。

 昨日の夜桜は過去2回と違った楽しみ方ができた。それは、写真を撮ること。あきらかに今までとは違った見方で園内を散策していた。アングルや照明のあたり方や明るさなどなど。
 公園内には90分ほど滞在していたが、シャッターを切った回数は200回を超えていた。時間単位で計算すると、過去最高記録。
 フォトジェニックな環境に恵まれていたこともあって、ただただ夢中になってカメラのボタンを押し続けていたように思う。
 だが、今日になって撮影した写真を確認すると、あえて他人に見てもらいたい作品はほとんどなかった。写真撮影はやはり、奥が深い。

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被写体に申し訳ない写真の数々。